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【なでしこ】笑顔の花咲く。ブラジル遠征、現地の日本人学校の児童約40人と交流

ブラジルに地元の日本人学校となでしこジャパンが交流を図った。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ニールセン監督も子供たちにサイン。

[親善試合] ブラジル女子代表 – 日本女子代表/2025年6月3日(現地2日)/ネオ・キミカ・アレーナ(ブラジル)

 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)はブラジル女子代表との初戦を終えた翌5月31日、サンパウロ市内でトレーニングを行った。第1戦のスタメン組はホテルで調整し、この日の練習場では12選手が約1時間汗を流した。

 初戦はナイトゲームで気温ひと桁台に迫る寒さになったが、一夜明けたこの日は晴天のもと、気温がグングン上がり一気に真夏日に。「夏なんだか、冬なんだか……」と選手たちも懸命に対応していた。

 ウォーミングアップから1対1、ミニゲームを経て、この日のトレーニングは終了した。

 トレーニング場には、現地の日本人学校に通う約40人の児童と保護者が見学に訪れていた。すると練習後、なでしこジャパンを代表して籾木結花選手からサイン入りのユニフォームがプレゼントされた。

 さらにそのあとは選手やニルス・ニールセン監督をはじめスタッフと直接交流する時間も設けられた。子供たちは色紙や手作りの応援ボード、ユニフォームやドリンクボトルなどにサインをもらっていた。最後に全員揃って記念撮影する際、カメラサイドからニルス・ニールセン監督がおどけて子供たちを笑わせる場面もあった。

 選手たちと子供たちがボールを蹴り合ったり、趣味の話でも盛り上がったりしていた。ブラジルとの第2戦に向けて、選手たちにとっても束の間、リラックスできる笑顔溢れる癒しの時間になった。

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

取材・写真/早草紀子
text and photos by Noriko HAYAKUSA

Posted by 早草紀子