【カターレ富山】RB大宮戦の転売された無料チケット、「無効化」を発表

「転売行為は『やらない、買わない』ということを改めてお願い申し上げます」

　J2リーグのカターレ富山は7月14日、8月2日に富山県総合運動公園陸上競技場で開催される24節 のRB大宮アルディージャとの大一番の無料招待チケットの不正転売が確認されたとして、チケット転売業者に掲載されたチケットについて、返金を伴わない無効化措置を行うことを決めたと発表した。

　富山によると、7月11時点で、チケットジャム8件、ヤフーオークション13件の計21件が確認されたという。無料チケットの転売行為は、Jリーグチケットサービス利用規約の違反に該当。チケット不正転売禁止法では、1年以下の懲役または100万円以下の罰金、その両方が科せられる罰則が定められているという。

　クラブは、市町村サンクスデー「無料招待チケット」が対象地域以外に居住する方に渡ること、無料で取得されたチケットを第三者が一般価格より安価で購入する行為は「本来の概念から逸脱する」と指摘。チケットジャム、チケット流通センターなどの転売サイト、フリマアプリやSNS上での転売行為が判明したチケットについて、クラブ判断で返金を伴わないチケットの無効化措置を決定している。

　富山は「さらに悪質な行為に対しては、弁護士や警察と連携し、然るべき対応を講じてまいります。今回の不正転売に限らず、公式リセールサービス以外での第三者へのチケット転売行為は禁止となります。転売行為は『やらない、買わない』ということを改めてお願い申し上げます」と呼び掛けている。

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　加えて、RB大宮戦で転売された可能性のあるチケットを所持している方に対し、「聴き取りおよび身分証明書のチェックなどをさせていただきます。該当のお客様のみならず、お連れ様にも同様の対応をさせていただきますので、スタッフがお声がけした際にはご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と対応する方針を示している。