長田澪がロス五輪を目指すU-21ドイツ代表に選出へ。日本代表も目指せるが…
ブレーメンの長田澪(ミオ・バックハウス)。写真:picture alliance/アフロ
21歳にして、ブレーメンでブンデス開幕戦デビュー! 菅原由勢の加入の際は…。
ドイツ・ブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンに所属するGK長田澪(ミオ・バックハウス Mio Backhaus)が、2028年に開催されるロサンゼルス五輪を目指すU-21ドイツ代表に選出されることが濃厚になったという。
ドイツ専門誌『キッカー』は8月27日、菅原由勢のサウサンプトンFCからブレーメンへの移籍の際、長田がクラブハウス、スタッフの紹介、さらにメディカルチェックまで立ち会ったとレポート。そして「キッカーの独占情報」として、「U-21ドイツ代表に招集されようとしている」と伝えている。
長田はブンデスリーガ開幕のアイントラハト・フランクフルト戦で21歳にしてブンデスリーガデビューを果たした。
発表は金曜日。アルバニアでのテストマッチ、ロストックでのラトビア代表とのU-21欧州選手権予選に臨むメンバーとして選ばれると見ている。
長田はドイツ出身、母が日本人で、小学生時代から日本(川崎フロンターレジュニア)にいて、U-15日本代表とU-20ドイツ代表でプレー経験がある。
13歳でドイツに戻ってからは、U-20ドイツ代表でもプレーしている。身長194センチの高さと俊敏性を兼ね備え、日本代表入りも期待される一方、将来のドイツ代表守護神候補とも有望視されている楽しみなタレントだ。
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ブレーメンは8月30日のホーム開幕戦となる2節、1昨年の王者バイエル・レバークーゼンを迎え撃つ。さっそく右サイドバックに負傷者が出ており、菅原のデビューもあり得る。