【浦和】痛恨ミスの根本健太「チームに迷惑かけてしまい、申し訳ないと思いました。切り替えて、やり切ろうと集中しました」。横浜FMのプレスをかわせず先制点献上
浦和の根本健太。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
最終ラインとGKのビルドアップを突かれ――。
[J1 34節] 横浜FM 4–0 浦和 / 2025年10月18日14:03 / 日産スタジアム
J1リーグ34節、浦和レッズは横浜F・マリノスに0-4で敗れ、インターナショナルマッチウィークを挟んでのリーグ連勝を逃した。
中断期間の東京ヴェルディとの練習試合で好感触を得て、今回選手たちのケガへの考慮も踏まえ大幅にメンバーを変更。しかし立ち上がりから劣勢を強いられた開始6分、GK牲川歩見からのパスを受けた根本健太が敵陣背後へのキックを選択しようとしたのをやめて、ボールを切り返して持ち直す。
すると芝生にとられてコントロールミス。そこを植中朝日に奪われてしまい、ラストパスから谷村海那に先制点を決められた。
ここ最近の活躍ぶりで一気に飛躍を遂げる大卒1年目のルーキーCBだが、手痛いミスに……。チームはこの失点で流れを失い、前半だけで4失点を喫した。
「センターバックであり最終ラインはミスをしたらゴールに直結するポジション。あのミスでチームに迷惑かけてしまい、申し訳ないと思いました。(序盤だったが?)まだ試合の残り時間はある状況で、ミスは反省しなければいけませんが、切り替えてやり切ろうと集中していました」
また根本のフィードからセカンドボールを回収し、二次攻撃へつなげる――という最近の形にも上手く持ち込めなかった。
「最近はセカンドボールの回収ができていましたが、マリノスにそれを上回られました。そこを拾い、後ろが跳ね返すのを大前提に、マイボールにしたかったです。それがなかなか上手くいきませんでした。分析されていたというのもあり、そこを個人で打開し、予測されても剥がせる選手になっていかなければいけないと思います」
そして根本は「同じミスは繰り返さない」と前を向いた。
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