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【横浜FC-浦和】興梠慎三、西川周作との対決へ岩武克弥が意欲「メチャクチャやりがいがある」。リベロとして古巣に挑む

浦和戦へ意欲を示した横浜FCの岩武克弥。(C)SAKANOWA

2020年まで在籍したレッズサポーターの応援には、「逆にウキウキしている」。

[J1 17節] 横浜FC – 浦和/2023年6月11日18:30/ニッパツ三ツ沢球技場

 J1リーグ横浜FCのDF岩武克弥が6月10日、オンラインによる取材に応じて、翌日のホームでの浦和レッズ戦に向けて抱負を語った。2020年まで在籍した古巣との対戦になる27歳のディフェンダーは、「サポーターの声出しができるようになって初めての対戦。相手チームの(サポーターの)声がどのように響くのか、何よりアジアを獲りさらにレベルアップしているので、対戦が楽しみです」と、意欲を示した。

「センターバック2枚がしっかり守っている印象があります。固くて大崩れせず、そのなかで点を取り手堅く勝つ印象があります。サイドにもいい選手が揃っています」

 岩武はそのように最近の浦和の印象について語る。

 三ツ沢には試合当日、多くのレッズサポーターが訪れる。加入3年目、27歳になったディフェンダーは、「逆にウキウキしています。メチャクチャ聞こえるほうがありがたいです」と、そのシチュエーションをモチベーションに変える。

 また、興梠慎三とのマッチアップも想定される。岩武は次のようにマッチアップへの決意を示していた。

「大学から入ってきた時にビックリした選手の一人でした。そういう選手と相手チームでできる嬉しさはあります。人間としても素晴らしい選手。再会できる喜びを噛み締めながらも負けたくありません。(警戒する点は?)味方を使うのも、スルーパスも、シュートも上手いので、全てと言えます。やりがいがメチャクチャあるので、負けないようにしないといけないですね」

 また、GK西川周作のピンポイントフィードも話題に。そのキックからフィニッシュまで至るケースも多く、岩武は次のように警戒していた。

「散らすだけでなく、スルーパスまで出してくるので、警戒しないといけないところ。ハメてもハマらないところでもあり、そこで焦れずにやること。カバーリングを、どのような場面でも想定しなければいけないです。(攻撃陣がその砦を攻略するためには?)素晴らしいキーパーなので、それを上回るだけのシュート数、巧さを見せてほしいです」

 リベロを担う岩武は、そのように浦和との対戦を誰よりも楽しみにしていた。この一戦の間違いなくキーマンになる。

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