【浦和】マウリシオがブラジル2部に移籍か。地元ラジオ局などが報じる
マウリシオが退団か?写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
2日前には「今年はより浦和のために」とSNSでメッセージを記していたが…。
浦和レッズのブラジル人DFマウリシオが急転直下、ブラジルに復帰する可能性が浮上している。
ブラジルのラジオ局『paiquere』は1月6日、ブラジル・パラナ州のロンドリーナECがマウリシオの獲得を決め、同日午後にも正式発表されるとWEBサイトの記事で報じた。ロンドリーナは2019シーズンはブラジル・セリエBで17位に終わり、来季セリエCに降格する可能性がある。
記事によると、FWのガブリエウ・バルボーザ(ガビゴルではない)、MFジュリオ・ラッシュ、そしてDFマウリシオと、3人の加入が決定的になったと伝える。
マウリシオに関しては、「27歳のディフェンダーはサンパウロでプロデビューを果たして、近年はポルトガルと日本でプレーしてきた。昨年は浦和レッズでディフェンダーとして、(公式戦通算)33試合に出場して1ゴールを決めている」と紹介している。
一方、マウリシオは2日前に自身のSNSのインスタグラム(アカウントは @mauricioantoniooficial )で浦和の写真とともに、次のように英語でメッセージを添えていた。
「今年はよりさらに、私の人生を浦和のために捧げます。2020年が浦和にとってベストの年になりますように!」
そこから急転直下で移籍が決まろうとしているのか。それとも、まだ正式発表はないだけに、あくまでも推測であるのか……しかもブラジルの2部や3部までカテゴリーを落とすだろうか。
マウリシオは2017年途中に加入、J1通算61試合3得点を決めている。同年のアジア・チャンピオンズリーグ( ACL )、2018年の天皇杯優勝を果たしたメンバーだ。
昨年の天皇杯準決勝の鹿島アントラーズ戦(〇1-0)での決勝ゴールを奪ってチームに勢いをもたらすなど、気持ちを前面に押し出して闘う記憶に残る選手だった。
浦和は1月7日に2部練習で始動している。
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[文:サカノワ編集グループ]