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【浦和】酒井宏樹はまだ”30分間限定”「少しでもチームの助けになりたい」。町田戦は途中出場、惜しい決定機を作り出す

浦和の酒井宏樹。(C)2024 Asian Football aConfederation (AFC)

「チャンスらしいチャンスはそんなに多くなかったので、チャンスをもっと増やしていくしかない。僕の最後のクロスもそうですが、あれをどのようにゴールにつなげていくか」

[J1 16節] 浦和 1-2 町田/2024年5月26日16:03/埼玉スタジアム2002

 J1リーグ16節、浦和レッズは1-2でFC町田ゼルビアに敗れ、公式戦3試合未勝利となった。リーグ戦は首位・町田から11ポイント差と離された。

 カタール大会まで日本代表としてワールドカップ(W杯)3大会連続で出場している酒井宏樹は64分に投入されて、右サイドバックに入った。強度とともに縦に仕掛ける迫力をもたらし、酒井が絡んだチャンスを何度も作り出していった。しかし、クロスが日本代表復帰を果たしたGK谷晃生に止められるなど、最後の局面で精度を欠いた。

 キャプテンでもある酒井は試合後、この敗戦を受け止めていた。

「後味はもちろん悪かったですし、チームとしてガッカリした部分はありました。これもサッカー。また次に向けてやっていくしかありません。

 チャンスらしいチャンスはそんなに多くなかったので、チャンスをもっと増やしていくしかないと思います。僕の最後のクロスもそうですが、あれをどのようにゴールにつなげていくかが大事だと思います」

 また酒井自身はまだコンディションが完璧ではないとも明かした。

自分のコンディション的にも、まだ30分ぐらいしかできないので、そのようにも(スタッフらと)話していました。オラ、サミュエル、僕を含め、早くいいコンディションに戻せるように。少しでもチームの助けになりたいです。試合は続くので、チームみんなで頑張っていきたいと思います」

 右サイドバックでは石原広教がチャンスを掴みつつあった(酒井投入後は左SBに回った)。むしろキャプテンの酒井としては、さらに突き抜けていくような若手・中堅選手の台頭を期待しているようだった。

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 首位・町田とは11ポイント差と開いた。上位進出には、もう離されるわけにはいかない。浦和は次節6月1日、再びホームで昨季リーグ王者のヴィッセル神戸と対戦する。

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