遠藤航が鬼トランジションで追加点の起点。リバプール、バーンリー下し暫定首位
遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
日本代表キャプテン、プレミアリーグ3試合連続フル出場。
[プレミアリーグ 19節]バーンリー 0-2 リバプール/2023年12月27日2:30(現地17:30)/ターフ・ムーア
イングランド・プレミアリーグ19節、リバプールFCがバーンリーFCに2-0の勝利を収めて、暫定首位に浮上した。リバプールの日本代表MF遠藤航はリーグ3試合連続のフル出場で、トランジションからのボール奪取で起点になり、試合を決定づけるディオゴ・ジョッタの2点目のゴールの起点となった。
試合開始からレッズがボールを支配し、敵陣で試合を進める。すると9分、ダルウィン・ヌニェスのゴールで幸先良く先制に成功する。
その後リバプールがさらに攻め続けるものの、オフサイドでのゴール未遂、エースであるモハメド・サラーのクロスバー直撃のショットなど、なかなか2点目を奪えない。
試合終盤のアウェーチームはやや間延び。そこで遠藤のミスパスが奪われると、相手に決定機を作られてしまう。
それでも90分、敵陣から相手が持ち出そうとしたボールへ遠藤が果敢にチャレンジ。ここでボール奪取に成功し、リバプールの武器であるショートカウンターを発動させる。
ルイス・ディアスが持ち込みヒールパス。外から追い越したジョッタがゴールラインぎりぎりの角度のないところから、GKの股を抜く鋭い左足のショットを突き刺してみせた。
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リバプールは12勝6分1敗の勝点42で、このあと日本時間29日早朝に試合があるアーセナルFCを2ポイント上回って暫定首位に浮上している。遠藤はリーグ14試合・1得点。