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【移籍】リバプールが久保建英の獲得条件に「キエーザ放出」

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

レアル・ソシエダへの移籍金減額のため!?

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが来夏の2025-26シーズンに向けた移籍マーケットで、スペイン1部レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)の獲得に向けて動いているという。

『エル・ナシオナル』によると、今季で契約満了を迎えるリバプールのエースであるモハメド・サラーは退団をほのめかし、フリートランスファーとなってサウジアラビアにわたる可能性が高まっていると報じる。

 その後継者の有力候補として23歳のレフティ、久保の獲得を目指しているというのだ。そしてリバプールは6000万ユーロ(約97億円)に設定される移籍金の負担を少しでも減額するための“秘策”を準備。今季ユヴェントスFCから加わったイタリア代表MFフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)を“トレード要員”として考えていると伝える。

 それにより「5000万ユーロ(約81億円)+キエーザ」で、久保を加えたいというのだ。

 もちろん、今季これまで結果を残せていないとはいえ、徐々に存在感を示している27歳のキエーザの価値が、そこまで下がっているとは言えない。両クラブの関係者などによるコメントもなく、あまり信憑性の高い情報とは言えないかもしれないが……。

 いずれにせよ、サラーの動向には注目が集まる。来夏はサイドアタッカーが大きく動きそうな気配であり、そうしたなかで久保やブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC三笘薫、あるいはSCフライブルクの堂安律のメガクラブへのステップアップはあるのだろうか――。

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 リバプールは日本時間1月26日0時から、ホームでイプスウィッチ・タウンFCと対戦する。