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久保建英がマジョルカ来季残留!?レアル・マドリードの条件は…

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

非EU枠の問題は結局――。

[スペイン1部 26節] マジョルカ – バレンシア/2022年2月26日14:00(日本時間22:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 RCDマジョルカがレアル・マドリードから期限付き移籍中の日本代表MF久保建英について、来季「残留」を希望している。近く交渉を開始するという。スペインメディア『デフェンサ・セントラル』が報じた。

 今年6月に21歳になる久保は、マジョルカ通算2シーズン目となる今季これまでリーグ15試合・1得点・1アシストを記録。中心選手として活躍してきた。

 チームは20チーム中16位につけ、2年ぶりのプリメーラの舞台で、残留に近づいている。ここからいよいよラストスパートへ突入する。

 そうしたなか、マジョルカは久保の来季レンタル継続を希望。少なくともあと1シーズン、久保の力を必要としたいという。

 しかし、レアル・マドリードがマジョルカに久保を貸し出す“必須条件”は、スペイン1部リーグ残留だ。それは久保が2年前に達成できなかったこのチームへの使命であり責任でもある。

 レアル・マドリードでの非EUの外国籍選手枠は、ヴィニシウス、ロドリゴ、エデル・ミリトンが活用している(ガレス・ベイルも契約満了を迎えるとその対象になる)。ヴィニシウスが間もなくスペイン国籍に所得すると言われるが、結局、まだ正式な報告がない。

 何よりレアル・マドリードはどのようなアジア戦略を立てているのか。今年19歳になる中井卓大も来季カスティージャに昇格する予定で、中井のパフォーマンスや様々な状況によっては、トップチームでの練習参加もあり得る。

 久保はレアル・マドリードと2023年6月まで契約を結んでいる。ロス・ブランコスはさらなる契約延長も希望しているという。

 いずれにせよ銀河系集団に加わるだけでも簡単ではない。まずは――今季ラストスパート、日本人レフティにはマジョルカを残留へと導く活躍が期待される。

 マジョルカは今日、バレンシアとホームで対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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