「日本の偉大なタレント」18歳の中井卓大、レアル・マドリードと2025年まで契約更新。スペインでも注目を集める
レアル・マドリードとの契約更新を報告する中井卓大。※インスタグラムより
久保建英との“競演”実現なるか。今年19歳、Bチームのカスティージャに昇格へ。
レアル・マドリードのフベニールA(ユースAチーム)に所属していた“ピピ”こと中井卓大(NAKAI Takuhiro)が2月24日、2025年まで契約を更新した。新シーズンは3部相当のセグンダBのカテゴリーで活動しているBチームのカスティージャに昇格してプレーする予定だ。
スペインメディア『エル・エスパニョール』では中井について、「期待通りの活躍を続け、プロへのステップを目指すことになった」と伝えて注目。「2014年の10歳でレアル・マドリードのユースアカデミーで、最も話題を集めた選手の一人」であり、「日本でのキャンプで、レアル・マドリーのスカウトを驚かせた。スカウトは迷わず、すぐスペインに来て評価を受けるように提案。するとそのテストは満足のいくもので、彼はすぐアカデミーの一員となった。それ以来、成長を続けてきた」と、その足跡を辿っている。
中井は2003年10月24日生まれの18歳、滋賀県出身。日本では、AZUL FOOTBALL CLUBでプレーしていた。
ピピは自身のインスタグラム( アカウントは pipirm22)で、「レアルマドリードと契約更新することができました。とても嬉しい気持ちと、クラブや応援してくださる皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。これからも変わらずチームのためにプレーし、日々練習を積み重ねていきます」と、日本語、英語、スペイン語でメッセージを発信している。
現在、日本代表MF久保建英がレアル・マドリードからRCDマジョルカにレンタル移籍中である。近い将来、白い巨人のトップチームでの二人の“競演”実現なるか――。
シャルケ04で内田篤人ともチームメイトだった、カスティージャの元スペイン代表FWラウル・ゴンザレス監督のもと、中井がアタッカーとしての研鑽を積む。
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[文:サカノワ編集グループ]