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ジダン監督が見つめる「新たな久保」。中井卓大のレアル・マドリード練習参加が話題を集める

レアル・マドリードのトップチームの練習に参加した中井卓大。※レアル・マドリード日本語版公式ツイッター(@realmadridjapan)より

フベニルBに所属する16歳の日本人MF、「ドリブルが武器、ピッチ上では知的」と紹介される。

 スペイン1部レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督がこの国際Aマッチによるリーグ中断期間、下部組織のフベニールB(U-18)のMF中井卓大(なかい・たくひろ)をトップチームの練習に招集したことが、地元メディアでも話題を集めた。レアル・マドリードの日本語版公式ツイッター(@realmadridjapan)でもその様子が紹介された。

 スペインメディア『ディアリオ・マドリディスタ』は、「ジダン監督が見つめる『新しい久保』」と題したレポートを掲載。ピピの愛称で親しまれる2003年生まれの日本人ミッドフィルダーで、すでに7年前からレアル・マドリードの下部組織(カンテラ)でプレーしてきた。着実に進化を遂げてきたなか、ついにトップチームの練習に参加する機会を得たと、これまでの経歴について触れている。

 多くの各国代表選手がいたなか、今回、中井は10月12から連日、トップチームの練習に参加。16歳の日本人MFは、ジダン監督の指導を直接仰いだ。

 また記事では、今季これまでの彼の活躍ぶりからも、「これからはフベニルA(U-19)やラウル・ゴンザレス監督の率いるカスティージャ(Bチーム)でプレーする機会も得られるかもしれない」と期待が寄せられている。そしてそのプレースタイルについて、「ピピはプレーのクオリティが高く、戦術眼を備えたミッドフィルダーだ。ドリブルが武器であり、ピッチ上では知的に、チームのために汗をかくことも厭わない」と、特長が記されている。

 今後中井がインパクトを残せば、ジダン監督もチェックしていくことになる。いつかはレアル・マドリードの白いユニフォームを着た中井と久保建英が同じピッチに立つ――。その日が訪れるのを楽しみに待ちたい。

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