×

【神戸5-1浦和】大迫勇也&ボージャン初ゴール、イニエスタ直接FK弾など2発!

神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

浦和は今季最多失点、小泉佳穂が1点を返したものの――。

[J1 31節] 神戸 5-1 浦和/2021年10月2日15:03/ノエビアスタジアム神戸

 J1リーグの上位対決、ヴィッセル神戸が5-1で浦和レッズに勝利を収めた。神戸の日本代表FW大迫勇也がJ1リーグで7年ぶりとなるゴールで先制。さらにキャプテンのアンドレス・イニエスタが直接フリーキックとミドルで2点、さらに武藤嘉紀、ボージャン・クルキッチも決めた。

 立ち上がりから神戸は先発復帰したセルジ・サンペールとイニエスタを中心に中盤を掌握。すると8分、サンペールを経由したサイドチェンジから、酒井高徳がオーバーラップ。酒井高のセンターバック二人の間を突くクロスに駆け込んだ大迫が合わせると、飛び出したGK西川周作をかわしてゴール! ホームチームに先制点をもたらした。

 その後も神戸が小気味よいパス回しから主導権を掌握。その流れのなか、21分、イニエスタの直接フリーキックが、ボールとの正対を避けた壁を抜けてゴールネットを揺らす。さらにイニエスタのFKからベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンが合わせゴールネットを揺らしたものの……これはオフサイドに。

 それでも神戸の勢いは止まらない。34分、イニエスタのミドルが浦和の選手に当たって方向が変わり、3点目をもたらす。

 一方、浦和は小泉佳穂を中心に打開を試みる。ただ明本考浩のヘッドはポスト直撃。前半終了間際には酒井宏樹のダイビングヘッドがゴールネットを揺らしたが――直前に柴戸海の腕がGK飯倉大樹の顔面に入ったとしてファウルを取られた。

 後半に入ると、小泉が1点を返したが、そのあとに武藤嘉紀が豪快なジャンプヘッドで2試合連続ゴールを決める。そこから両チームともに選手を入れ替え、ボージャンにも嬉しい初ゴールが生まれた。

 ACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権を目指すライバル同士の対戦は、神戸が5-1で勝利を収めた。

 両チームのメンバーは次の通り。

▽ヴィッセル神戸
▼神戸
GK
18 飯倉 大樹
DF
24 酒井 高徳
17 菊池 流帆
4 トーマス・フェルマーレン
23 山川 哲史
MF
6 セルジ・サンペール
(70分 25 大﨑 玲央)

7 郷家 友太
(70分 29 リンコン)

22 佐々木 大樹
(HT 31 中坂 勇哉)

8 アンドレス・イニエスタ
(75分 9 ボージャン・クルキッチ)

11 武藤 嘉紀
(88分 3 小林 友希)

FW
10 大迫 勇也

▽控え
GK
1 前川 黛也
DF
19 初瀬 亮

▼監督
三浦 淳寛

▽浦和レッズ
▼先発
GK
1 西川 周作
DF
2 酒井 宏樹
(81分 8 西 大伍)

4 岩波 拓也
28 アレクサンダー・ショルツ
15 明本 考浩
MF
41 関根 貴大
(87分 21 大久保 智明)

40 平野 佑一
(70分 17 伊藤 敦樹)

29 柴戸 海
24 汰木 康也
(HT 7 キャスパー・ユンカー)

FW
18 小泉 佳穂
(81分 11 田中 達也)

33 江坂 任

▼控え
GK
12 鈴木 彩艶
DF
5 槙野 智章

▼監督
リカルド ロドリゲス

【注目記事】
・【浦和】リカルド監督が神戸戦へ抱負。警戒するのは「個」ではなく…イニエスタ、大迫勇也、武藤嘉紀への対策を語る

・日本人選手市場価格ランキングTOP20。3位久保建英、2位冨安健洋、1位は…

・【日本代表】スタメン予想。伊東出場停止の右MFは堂安有力。W杯アジア最終予選サウジアラビア戦

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads