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【日本代表】W杯へ一歩目のサウジ戦、久保建英は不発…62分で交代。GK鈴木彩艶がヘディングクリア、前田大然が惜しいバー直撃弾。スコアレスドローに終わる

サウジアラビア戦で囲まれながらも突破を試みる日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

自陣を固める相手に苦戦、決定機も限られる。

[北中米W杯アジア最終予選 グループC 第8戦] 日本代表 0–0 サウジアラビア代表 / 2025年3月25日19:35 / 埼玉スタジアム2002

 北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)第8戦、サッカー日本代表 対 サウジアラビア代表の一戦は、スコアレスで引き分けた。この試合を前に8大会連続となるW杯出場を確定させていた日本は、6勝2分の勝点20で無敗をキープ。一方、サウジアラビアは2勝4分2敗の勝点10。

 FIFAランキングは日本が15位(アジア1位)、サウジアラビアが59位(同8位)。昨年10月のアウェーゲームでは鎌田大地と小川航基のゴールで、日本が2-0の勝利を収めていた。

 日本は上田綺世、守田英正が負傷により離脱。三笘薫、長友佑都もケガの影響でメンバー外に。今回はバーレーン戦からスタメン6人を変更して臨んだ。

 日本は自陣を固めるサウジに苦戦を強いられる。また、初めての顔触れといえるセットで臨んだ日本だが、意図が噛み合わずチグハグな攻撃を続ける。

 前半は前田大然がクロスバーを叩くショットを放ったほかは決定機は作れず。また、ピンチでは、GK鈴木彩艶がヘディングによるクリアで見せ場を作った。

 スコアレスで迎えた62分、久保と菅原由勢に代わり伊東純也、堂安律が投入されて、攻撃を活性化。さらに試合終盤には古橋亨梧、旗手怜央、南野拓実と攻撃的なカードを切っていったが、ゴールを決め切ることはできなかった。

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 日本は6月シリーズでは最終予選のあと2試合、アウェーでオーストラリア代表、ホームでインドネシア代表と対戦する。

日本代表の鎌田大地。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA