本田乱闘騒ぎ、詰め寄った選手は返り討ちに遭う

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ボランチでフル出場、抜群の存在感。ボタフォゴがヴァスコ・ダ・ガマにスコアレス、2戦合計で勝利を収める。

[コパ・ド・ブラジル4回戦 2nd] ヴァスコ・ダ・ガマ 0-0ボタフォゴ/2020年9月24日/サン・ジャヌアーリオ競技場
※2戦トータル1-0で、4回戦突破

 元日本代表MF本田圭佑の所属するボタフォゴFRがブラジルカップ(コパ・ド・ブラジル)4回戦のCRヴァスコ・ダ・ガマとの第2戦(セカンドレグ)、アウェーゲームをスコアレスドローで終え、2試合トータル1-0でベスト16に進んだ。本田はボランチとしてフル出場を果たし、チームの中心として攻守両面で奮闘した。

 無観客ではあるもののプライドを懸けたダービーマッチ。本田は確実にボールを収めるとともに、正確なパスとキックを左足から繰り出して存在感を発揮していった。背番号4はしっかり試合をコントロールしながら、チーム全体をけん引。90分間ピッチに立ち、次戦へとコマを進めるミッションを達成した。

 この試合、両チームの選手が入り乱れる小競り合いが起きた。

 残り時間10分を切ったあたり、相手選手の危険なタックルを浴び続けた本田が治療のため一旦ピッチを出ようとする。するとヴァスコは勝ち上がるにはゴールが必要なため、ヴァスコの10番をつけるアルゼンチン人MFマルティン・ベニテスが苛立ち、本田のもとに来て“早く行け”と背中を両手で強く押す。

 本田はまったく動じず、軽く振り返る。ただ、ベニテスはかなりの勢いで本田に向かっていたので、それを見た両チームの選手がエキサイト。途中出場していたボタフォゴの大型FWペドロ・ラウルは突進してきた相手選手二人を止め、マルセロ・コンセイソンは本田を威嚇したベニテスを押し倒す(ベニテス、マルセロにイエローカード)。

 本田は倒れたベニテスを一瞥したが、この乱闘騒ぎにはあえて加わらず、選手たちが冷静になるのを待った。

 結局、ヴァスコ・ダ・ガマに5枚、ボタフォゴに3枚のイエローカードが飛び出す荒れ模様に。それでもボタフォゴは最後まで踏ん張り、リオデジャネイロをホームとするライバルに2戦トータル1-0で勝利を収めてみせた。

 試合後にチームの歓喜の輪ができると、そこで本田も笑顔を爆発させた。

 ボタフォゴは次戦、9月27日(日本時間28日)にブラジル・セリエA、アウェーでアトレチコ・ゴイアニエンセと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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