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浦和MF原口元気を獲得したベールスホット、金宝堂のオーナー就任が正式決定

ベールスホットに加入した原口元気。(ベールスホットの公式サイトより)

「100パーセントの株式を取得」

 前浦和レッズMF原口元気を獲得したベルギー2部リーグ KベールスホットVAはこのほど、日本企業の金宝堂ホールディングス(KINPOUDOU)が新オーナーに就任したと発表した。

 クラブ公式サイトによると、9月24日付で、「株式会社金宝堂ホールディングスが、United WorldとImmo & Sport Invest(フランシス・ヴランケン氏とフィリップ・ヴェレレン氏が共同所有)から100%の株式を取得した」と公表している。

 地元企業であったImmo & Sport Investは「地元の株主として、私たちは常にベールスホットを心から大切にし、クラブの発展を支えてきました。本日、金宝堂にバトンを渡すことを嬉しく思います。ベールスホットとサポーターのために、希望に満ちた新たな章を刻んでくれると確信しています」とコメントしている。

 金宝堂は次のように意欲を示している。

「私たちは、豊かな伝統、強いアイデンティティ、そして情熱的なサポーターの鼓動を持つベールスホットファミリーの一員になれたことを、光栄に思います。ベールスホットは単なるサッカークラブではありません。これは誇りであり、帰属であり、私たちの街そのものです。

 私たちの約束は明確です。アントワープ市と全てのベールスホット・サポーターが誇りに思える、持続可能で野心的なクラブを築くことです。私たちは決意を持って戦い、規律を持って成長し、スタッフ、選手、サポーター、パートナーと共に歩み、共に高みを目指していきます。今後の一歩一歩は、このクラブに魂を吹き込むサポーターの皆さんのためにあります。私たちは新たな章を刻んでいき、ベールスホットにふさわしい未来へつないでいきます」

 株式会社金宝堂は、日本の仏壇・仏具・葬儀のトータルプランナー。公式サイトによると、事業内容は 1.仏壇・仏具の販売、製造・卸、2.総合葬祭業、3.石材・霊園・墓石の販売。代表者は仲村和明氏、従業員数グループ計1000人(パート・アルバイト含む)。東京本社が渋谷区道玄坂に、本社が千葉県野田市に所在。2024年に売上高は300億円で、今年は450億円を見込んでいるという。

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 ベールスホットは現在6勝2分と無敗の勝点20で、リーグ3位につけている。このほど浦和から加入した原口は、これまで4試合に出場している。