インゴルシュタット関根貴大が始動。8日から南チロルで初合宿
ライトル体制継続。昨季は公式戦2試合の出場に止まり、勝負のシーズンに。
関根貴大の所属するブンデスリーガ2部インゴルシュタットが2018-19シーズンに向けて始動した。7月1日にはホームのアウディスタジアムでファン感謝デーが催され、2日から本格的な練習がスタート。7月8日から15日までイタリア南チロルのブルーニコで初となる合宿を行なう。
関根はクラブの英語版公式ツイッター(@Schanzer_EN)で、水を飲んでいる写真とともに、「完璧な天気+ハードワーク=たくさん飲まないとね! シャンツァー(インゴルシュタットの選手の愛称)はどんどんシェイプに!」と紹介されている。
浦和レッズから昨夏移籍した関根だが、合流間もなく成績不振により監督が交代に。結局、関根はリーグ1試合、DFBカップ1試合の出場に止まった。チームはリーグ戦12勝9分13敗の勝点45(47得点45失点)で9位に沈み、目標の1部昇格は果たせなかった。それでもシュテファン・ライトル体制は新シーズンも継続に。指揮官は今年5月の『キッカー』のインタビューで、関根について「出場機会を得るために解決策が必要かもしれない」とも語っている。いずれにせよ、コミュニケーションを取れるようになってきた関根にとっては、キャンプから勝負となる。
1次キャンプでは7月8日にカイザースラウテルン、締め括りとして14日には地元のFCヴァッカーと練習試合を行う。
【初先発レポート】関根貴大がドイツで踏み出した小さく、大きな一歩。「どん底」に叩き落とされた日
文:サカノワ編集グループ