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【移籍】アマラウ、浦和レッズに加え、オモニア、アポエルなどもオファー。「ポルトガル国外」に絞る

ポルトガルのセトゥバル時代のアマラウ。(Photo by Carlos Rodrigues/Getty Images)

レフ・ポズナンでは開幕からメンバー外が続く。

 ポーランド1部リーグ(エクストラクラサ)のレフ・ポズナンに所属するポルトガル人MFジョアン・アマラウ(Joao Amaral)だが、リーグ開幕からメンバー外が続いている。ソーシャルメディアで情報発信するポルトガルの『ワールド・トランスファー7』は7月30日、「アマラウがレフを退団する」として、移籍先に浦和レッズなど、母国ポルトガル以外に絞ったと伝えた。

 レフは浦和のマチェイ・スコルジャ監督が率いた2021-22シーズン、リーグ制覇を果たしている。同シーズン、そのチームでアマラウはトップ下を主戦場にキャリアハイとなる36試合・17ゴールを記録している。

 スコルジャ前監督が退いた2022-23シーズン、オランダ人のヨン・ファン・デン・ブロム監督が就任して3位に終わった。今季も体制は継続されている。

 ファン・デン・ブロム監督のもと、スタイル変更に伴いアマラウは出場機会が減少。今季もチームに合流していることが公式サイトで伝えられているが、これまで実戦には出場していない。

 現地メディアでは、アマラウの移籍先として、スコルジャ監督率いる浦和が有力視されると伝えられてきた。そうしたなか今回『ワールド・トランスファー7』は、キプロスリーグのオモニア・ニコシア、アポエル・ニコシア、ロシアリーグのPFCソチ、さらにUAEのハッタ・クラブ、そして浦和から「オファーが届いている」と報じている。

 これまで母国ポルトガルのヴィトーリアSC、FCファマリカンも獲得に動いていると言われてきた。しかし「ポルトガルのクラブも興味を示しているが、プランは海外に向けられている」とレポートしている。

 レフとはあと1シーズン契約を残しているため、移籍金が発生する。確かに条件面、クラブの規模、今後の国際大会(ACLやクラブ・ワールドカップ)に出場できる状況や環境を考えると、浦和が“リード”しているだろう。ただアマラウはヨーロッパでのプレーを希望しているとも言われる。

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 32歳のトップ下は日本で、そして“恩師”スコルジャ監督のもとでのプレーを選択するのだろうか――。この週末からシーズンは再開し、浦和は8月6日にホームで横浜F・マリノスと対戦する。

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