ニアぶち抜き弾の菅原由勢「悔しさが原動力に」。インドネシアに4-0、日本代表はW杯最終予選4勝1分で無敗首位
菅原由勢。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「ピッチに立ち、結果で証明したかった」
[北中米W杯アジア3次予選 第5戦]インドネシア代表 0–4 日本代表/2024年11月15日21:00(現地19:00)/ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム
2026年の北中米ワールドカップ・アジア最終予選(3次予選)の第5戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が、オウンゴール、南野拓実、守田英正、菅原由勢のゴールで、インドネシア代表に4-0の勝利を収めた。
最終予選ではベンチスタートの続く菅原はこの日、62分に堂安律と代わってピッチに立った。すると69分、伊東純也のパスからサイドを駆け上がった菅原がクロスのタイミングを探りながら、最後はシュートを選択。GKのニアをぶち抜いて、ファーのネットを揺らす豪快なショットを突き刺した。
菅原は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「流れを断ち切ることと、裏のスペースを突いていくことを狙っていました。最終予選が始まってから悔しい思いをしてきて、今日もスタメンが発表された時に自分の名前がなくて悔しくて、ただ、その気持ちが原動力になっています」と、決して現状に納得はしていないと語った。そのなかで一つ結果を残せたことを喜んだ。
「ピッチに立って自分を証明しなければならず、結果を残したいと思っていました。これまでサポートしてくれた監督、選手、常に励まし、モチベーションを上げてくれるための声をかけてくれたみんなに感謝しています。(中3日での中国代表戦へ)勝点3、それだけを狙っていきます」
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そのように今季からイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCでプレーする菅原は、自身の一撃に込められた特別な想いを口にした。