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【横浜FM】東京五輪&日本代表エースに名乗り!前田大然が浦和戦2ゴール、爆発的なスプリント数に「疲れても、それは見せない」

横浜FMの前田大然(撮影は2節・広島戦)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ポステコグルー監督も「ハードワークでチームを助けてくれています」と評価。

[J1 4節] 横浜FM 3-0 浦和/2021年3月14日/日産スタジアム

 横浜F・マリノスの前田大然が浦和レッズ戦、リーグ3試合連続、通算二度目の2ゴールで、大久保嘉人(C大阪)と並ぶリーグトップとなる通算5点目を決めた。

 この日はセンターフォワードで先発。開始早々の3分、右サイドを抜けた仲川輝人のクロスに、「早いクロスが来ると感じていた」とファーサイドで一歩前に抜けて合わせ、幸先よくゴールネットを揺らす。さらに26分、マルコス・ジュニオール→仲川と完全に崩し、「ボールが入った時に落としてくれると感じ、冷静に当てるだけでした」とボレーを叩き込んだ。

「昨季はサイドにずっと張っている感じでした。今シーズンは(CFとウイングで起用されて)サイドの時でも、どんどん中へ入っていこうと自分なりに考えてやって、それが今はまってきているのかなと思います」

 そのように好調の要因について自身は感じているという。

「(前から追う守備でリズムを作っているようだが?)前からボールを取れれば、それが一番チャンスだと思っています。そこで上手くやれているのかなと思います。まだ始まったばかりなので、個人として、チームとしても、これを続けることが大事になるので、次、勝てるようにやっていきたいです」

 トリコロールの38番は前半だけで31回のスプリントを記録。後半は3点目が決まったあと、連戦中のコンディションも考慮し、早々の62分に交代した。それでもこの日は通算チームトップの計39回のスプリント数を記録した。

 そして、疲れはあったか? という質問を受けた前田は「疲れていましたけれど、それはあまり見せないようにしています」と答えた。

 そのチームへの献身性の高さも特長に挙げられる。アンジェ・ポステコグルー監督は次のように前田の貢献度を評価していた。

「ハードワークをしてくれる選手の一人。プレスにしても本当に質が高い。そこでチームを助けてくれます。FWとして、いいエリアに走り込めるのも彼の特長です。昨シーズンは途中からチームに加わったことで、なかなか(連戦もあり)練習でも自分たちのサッカーに取り組めず難しかったと思います。今年はプレシーズンから準備をして理解度も深まっています。ハードワークからゴールという結果も残し、本当にチームの助けになっています」

 東京オリンピック、さらにはすでにデビューしている日本代表でも新エースストライカー候補として期待される。日本代表、U-24日本代表のメンバー発表が来週予定されるが、乗りに乗っている韋駄天アタッカーは、果たしてどちらに選ばれるのか?

 前田がその高速スピードに乗って、横浜F・マリノス、そして日本を牽引する。

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[文:塚越始]

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