【日本代表】「大人になったな」鎌田大地の言葉に遠藤航「個人的にすごく嬉しい」。W杯最終予選、今日サウジ戦!
バーレーン戦で、鎌田大地のゴールを祝福する田中碧(左)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「言っていることは大事なところ。まずはチームのために何ができるかを第一に考えなければいけない」
[北中米W杯アジア最終予選 グループC 第8戦] 日本代表 – サウジアラビア代表 / 2025年3月25日19:35 / 埼玉スタジアム2002
北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)、サッカー日本代表が3月25日、サウジアラビア代表と埼スタで対戦する。20日のバーレーン代表戦で8大会連続となるW杯出場を決めた日本にとって、1年3か月後のW杯本番に向けた一歩目となる。
FIFAランキングは日本が15位(アジア1位)、サウジアラビアが59位(同8位)。昨年10月のアウェーゲームでは、鎌田大地と小川航基のゴールで、2-0の勝利を収めている。
キャプテンの遠藤航は3月24日、森保一監督とともに、この試合に向けた公式記者会見に臨み抱負を語った。そのなかでバーレーン戦で途中出場から決勝点を決めた鎌田大地がチーム内の変化について、「とにかくスタメンで試合に出たい、という想いが強かったが、今は「他の選手を認め合い、自分の仕事に集中できている」と語ったことについて考えを求められた。
「鎌田選手がそういうことを言ったと聞いて、何というか……大人になったな、というか(笑)。個人的にはすごく嬉しいです」
遠藤はそのようにエゴの強い鎌田が、チームを俯瞰する視野を持つようになってきていることに目を細めていた。
「言っていることは大事なところ。まずはチームのために何ができるかを第一に考えなければいけない。そこを今いる選手たちは全員が理解していると思います」
そのように遠藤は頷いた。日本代表のチーム内で、個と組織それぞれがブラッシュアップされていく良い相乗効果が生まれていることが分かる。
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日本が世界のさらなる高みへ目指すための一歩を踏み出す。森保監督がこの記者会見で語っていたサウジ戦からの「新たなチャレンジ」にも注目が集まる。