日本代表キャプテン遠藤航は厳しい立ち位置。リバプール、ジョッタ復活弾でフラムと2-2劇的ドロー
日本代表の遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
11月からの公式戦6戦、出場機会は89分からの1試合のみ。次戦カラバオカップで先発のチャンスか。
[プレミアリーグ 16節]リバプール 2–2 フラム/2024年12月15日(現地14日)/アンフィールド
イングランド・プレミアリーグ16節、リバプールFCが序盤に退場者を出したものの、ディオゴ・ジョッタの復帰弾でフラムFCと2-2で劇的ドローに持ち込んだ。日本代表キャプテンの遠藤航はベンチ入りしたものの出場機会を得られなかった。
首位に立つリバプールだが、「10番」アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが出場停止。センターハーフでは、カーティス・ジョーンズが先発で起用された。
しかし11分にラウル・ヒメネスの得点で先制されると、17分、アンドリュー・ロバートソンがDOGSOで一発レッドカードをもらい退場処分を受ける。厳しい判定だったが、立ち上がりからホームチームは数的不利での戦いを余儀なくされた。
それでもコーディ・ガクポが47分にダイビングヘッド弾を叩き込んで同点とする。ただ10人でハイラインの戦いを続けるなか、その背後を突かれて、76分、ロドリゴ・ムニス・カルバーリョに決められてしまう。
それでも攻め続けるリバプールは86分、ケガから復帰したジョッタが目の覚める一撃を突き刺して同点に! 劇的ゴールでなんとか2-2のドローに持ち込んだ。
遠藤はまたも出場機会を得られず。直近のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のジローナFC戦で89分からピッチに立ち、1-0の勝利に貢献。しかし11月以降の公式戦6試合で、その1試合のみしかチャンスを得ていない。
プレミアリーグは3試合出場なし。この日もハービー・エリオットがセンターハーフでは途中起用され、エースのモハメド・サラーとの好連係を見せた。31歳のボランチはクローザーとして重宝されているものの、勝負どころでは起用されずにいる。
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現地18日のカラバオカップ(リーグカップ)準々決勝、サウサンプトンFC戦で久々となる先発のチャンスが訪れるか。日本代表キャプテンは同カップ戦では2試合連続スタメンで起用されている。