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【オーストラリア戦 採点】板倉滉に最高点、唯一の最低評価は…。伊東純也と中村敬斗のスタッド・ランスコンビが改めて存在感を示す。サッカー日本代表、W杯アジア最終予選第4戦

[MAN OF THE MATCH]ハリー・サウター(オーストラリア代表)

他のスタメン組は及第点「3」以下に。

[W杯アジア最終予選 C組 第4戦]日本代表 1–1 オーストラリア代表/2024年10月15日19:35/埼玉スタジアム

 北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)の第4戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)はオーストラリア代表との一戦、中村敬斗のクロスからのオウンゴールで追い付き1-1で引き分けた。日本は最終予選、初失点を喫したものの3勝1分で首位の座をキープしている。

 日本代表の選手採点は次の通り。

◎採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上

GK
1 鈴木彩艶 3
結果的にキックを跳ね返され豪州先制点のキッカケに。受け手と意図を共有し合えなかった点を含め、リスクを伴うパターンとして一つ勉強にしたい。

DF
4 板倉滉 4
ほとんど起点を作らせず、強気のマークが効いた。豪州の「剛」を、板倉の「柔」で封じた。

3 谷口彰悟 2
オウンゴールはちょうど集中力の落ちていた時間帯だった。後方から詰められていたので、難しい対応でもあった。挽回するためにも、(相手が引いて難しいものの)もっと攻撃のスイッチも入れたかった。

16 町田浩樹 3
失点シーンはCKにしたくないため、クリアの選択を回避。ただ判断ミスと言われても仕方ない結果に。一方、1対1は力強く、ビルドアップ面でも進化が感じられる。

MF
5 守田英正 3
ちょうど緩い守備になった際、上げられたクロスから失点を喫した。あそこで厳しいチェックに行ける”守田100パーセント”になれば、もうワンランク上がりそう。

17 田中碧 1
相手のマークを分散させていたが、日本の全体を下げさせてしまう位置取りが続いた。またプレス強度も高いとは言えず、運動量でカバーしたかったが重そうだった。遠藤、守田に続く”3・4人目のボランチ問題”は日本のテーマに。

7 三笘薫 3
ボールを持てば、必ず脅威を与えた。ただ元同僚の田中が入ったことで、より連係の向上が期待されたものの、引っ張られる形で下がってしまい、高いポジションで効果的にプレーできず。

10 堂安律 2(▽62分)
守備面を含めて堅実さはあったが、随所で彼らしい大胆さを見せたかった。遠藤航不在で力強いサポートを得られなかったこともあるが、10番が光らないと、チームも輝かない。

8 南野拓実 2(▽70分)
ボランチによる後方からのサポートを得られず、エリア付近の狭いゾーンでも前を打開していく持ち味を出せなかった。

20 久保建英 2(▽70分)
縦に持ち込むものの、武器の左足で自由に蹴らせてもらえず。プレーパターンも限られ、本人も言うようにゴールへ突き進んでいくようなプレーも武器に加えたい。

FW
9 上田綺世 2(▽83分)
オーストラリアの高さと強度に苦しんだ。またシャドーが周囲にいる機会も限られ、ボールをいい形で受けられなかった。もちろん限られたチャンスをモノにできるようになれば、日本一のストライカーになれる。

▼ベンチメンバー
MF
14 伊東純也 4(▲62分)
対峙するマーカーをスピードではがし、5人のラインを押し下げチャンスを作り出す。そのあとの意図が周囲と合わなかった。

13 中村敬斗 4(▲70分)
10分間と限られたなか、クロスから同点弾をもたらすなど躍動。停滞感を打破して、スタジアムのボルテージも一気に高めた。

15 鎌田大地 3(▲70分)
前線に強度をもたらし反撃につなげた。むしろ久保、堂安タイプが近くにいたほうが生きた!?

関連記事>>【サッカー日本代表】オウンゴールの谷口彰悟「ゲームを崩してしまった。シンプルに自分のミス」。W杯最終予選オーストラリア戦、日本代表最初の失点に

FW
19 小川航基 ―(▲83分)
何度か良い位置にボールが来たが…2試合連続ゴールとはならなかった。

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