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【浦和】日本代表DF酒井宏樹の負傷が心配…。大邱の城塞崩せず、2試合連続ノーゴール

ACL大邱戦、キャプテンマークをつけて戦った酒井宏樹。(Photo by Pakawich Damrongkiattisak/Getty Images)

モーベルグが立ち上がりにチャンスを作るが――。事実上、ACL2位での突破を狙う形に。

[ACL GS4節] 浦和 0-0 大邱/2022年4月24日18:00(日本時間20:00)/ブリーラム・シティ・スタジアム

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)4節、浦和レッズは大邱FCとスコアレスで引き分けた。グループFで大邱と浦和は2勝1分1敗の勝点7で並んでいるが、同勝点では当該対戦の成績が優先されるため、1位・大邱、2位・浦和に。今後それぞれ勝点をこぼさないことを前提にすると、浦和は2位(東地区5チーム中3チーム)での決勝トーナメント進出を目指す形になる。

 ノックアウトステージ(決勝トーナメント)進出を確実にする1位突破に向けて、第3戦を落とした浦和は勝利が求められた。アレックス・シャルクが浦和加入後、CFで公式戦初先発。関根貴大、明本考浩、柴戸海もスタメンに復帰。外国籍選手枠により、キャスパー・ユンカーが今大会初めてメンバー外となった。

 浦和は立ち上がりから右MFのダヴィド・モーベルグが仕掛けてチャンスを作り出した。早い段階に相手チームに2枚イエローカードが提示されるなど主導権を握ったが、なかなかゴールを割れず。

 シャルクが背中を引っ張られてPKかと思われた場面もノーファウルに。そして後半途中からは左サイドバックで先発した明本考浩が最前線に入る。しかし、伊藤敦樹の決定的なクロスに合わせ切れず……。

 シュート数は16本対4本、枠内8本対0本。確かにボールを保持するスタイルは貫いたが、ゴールをこじ開け切れなかった。また、キャプテンマークをつけて戦った日本代表DF酒井宏樹が足首を痛めて途中交代していて、その状態も心配される。

 浦和が2位での突破を目指す場合、グループJが3チームになったため、4位チームとの成績は反映されない。浦和は得失点差ではアドバンテージを得ている。とはいえ浦和、大邱、いずれもまだ3位に落ちる可能性をも残す。23時から行われるライオン・シティ・セーラーズと山東泰山(第1戦で両チームは引き分け)の結果も、浦和の今後に影響してくる。

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