リバプール遠藤航がフル出場も、鎌田大地のパレスに痛恨3失点。CBで先発し途中からボランチに

ケガから復帰を果たしたがカラバオカップ敗退。

[カラバオカップ4回戦] リバプール 0–3 クリスタル・パレス / 2025年10月30日（現地29日） / アンフィールド

　イングランドのカラバオカップ4回戦、リバプールFCはクリスタル・パレスに0–3で敗れ、ベスト8進出を逃した。負傷明けの日本代表MF遠藤航は今季公式戦2度目の先発。センターバックとしてスタートし、後半途中からはボランチに回ってフル出場したが、チームを勝利に導けなかった。

　プレミアリーグで4連敗中のリバプールは、選手を大幅にローテーション起用。チームの戦力アップへ、遠藤はCBとして起用された。しかし41分、49分と鎌田大地を起点に崩され、イスマイラ・サールにゴールネットを揺らされた。

　後半途中からボランチへポジションを移したが、終盤に投入されたDFアマラ・ナロが退場処分。数的不利のなか、88分にはジェレミ・ピノに移籍後初ゴールを許し、0–3で試合を終えた。

　リバプールは特に後半はほとんどチャンスを作れず。ホームのアンフィールドで無得点に終わり、カラバオカップ敗退が決まった。

　遠藤の復帰は日本代表にとって明るい材料だが、昨季からコンスタントに出場機会を得られていない。今回の試合でも迫力を欠き、コンディション面への不安も残る。一方、鎌田は絶好調で、この試合も中盤で大きな存在感を示し、フル出場で勝利に貢献している。

　リバプールは次戦、プレミアリーグで日本時間11月2日5時からアストン・ヴィラFCとホームで対戦。その後はUEFAチャンピオンズリーグ（CL）でレアル・マドリードとの注目カードが組まれる。

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　一方のクリスタル・パレスは同日0時からブレントフォードFCと対戦する。