【鹿島】クラブハウスに太陽光パネルと蓄電池の導入完了。日照条件に恵まれた茨城県の地域特性を生かす
屋根に太陽光発電パネルが設置された鹿島アントラーズのクラブハウス。(C)KASHIMA ANTLERS
再エネでCO2削減、年間電力使用量の約20パーセントを自家発電でまかなうことを目指す。
J1リーグの鹿島アントラーズは11月27日、地域で推進するエネルギー地産地消モデルの一環として、クラブハウスへの太陽光パネルと蓄電池の導入を完了したと発表した。
クラブは「脱炭素化への貢献と、災害時の地域エネルギー供給拠点を目指す」として、今回の導入は「Jリーグ地域再生可能エネルギー助成制度」を活用。クラブパートナーのTGオクトパスエナジー株式会社と連携して実現した。
資源エネルギー庁が掲げる「2040年度に再エネ比率4~5割」という目標に合致した取り組みでもある。クラブハウスには最大出力95kWの太陽光発電設備と大容量蓄電池が導入され、日照条件に恵まれ、再エネの潜在力が高いとされる茨城県の地域特性を生かし、年間電力使用量の約20パーセントを自家発電でまかなうことを目指す。
この取り組みにより、年間約60トンのCO2排出削減効果も見込まれている。 さらに太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、クラブハウス単体で電力を「創って・蓄えて・使う」自立分散型エネルギー体制を構築。停電・災害などの非常時にはクラブの事業継続(BCP)を支えるとともに、地域の電力供給拠点としての役割も期待される。
また、発電量や自家消費量をリアルタイムで表示する「見える化」システムも導入する。トップチームの選手・スタッフが日々の電力使用を意識でき、省エネ行動の促進につながる仕組みとなっている。
鹿島は、Jリーグが2026年度以降に参画予定の国際的環境評価指標「Sports Positive Leagues」を見据え、今回の設備導入をクラブ・地域・パートナーとともに進めるサステナビリティ活動の柱と位置づけている。
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クラブは「地域社会の脱炭素化に寄与し、持続可能な未来づくりを牽引していく」と、スポーツ界の中でも先進的な環境モデルケースを目指し、取り組みを継続していく方針を示している。




