【鹿島】優勝へ王手、鬼木達監督「勝たなければ優勝できない。自分たちが掴みにいこう、と話しました」

最終節の横浜F・マリノス戦、勝てば文句なしでリーグ制覇。

[J1 37節] 東京V 0–1 鹿島 / 2025年11月30日14:05 / 味の素スタジアム

　J1リーグ第37節、首位・鹿島アントラーズが松村優太の決勝ゴールで、東京ヴェルディに1-0の勝利を収めた。

　鹿島の鬼木達監督は試合後の記者会見で、次のように語った。

「サポーターの声援で、守備の部分、走る部分で助けられました。やはり見えないプレッシャーがかかっていたと思うが、選手たちは慌てず、自分たちのやるべきことをやり、途中出場の選手たちは流れを変え、しめくくってくれた。難しいゲームでしたが、勝利するという目標のために全員がやってくれた。ただし、もう次の試合へ切り替えたいです」

　ハーフタイムでは「単純に、ゴールへ向かっていなかった。ロングボールばかりになっていた」というところを指摘したという。また、結果的に的中した選手交代だが、もう少し交代時間が早くても良かったのではないか……という問いには、次のように答えた。

「これだけ緊張感のあるゲームだったので、表情や足を伸ばしている具合を見て、最後まで交代カードを持っておきたいところもありました。点を取るところとしめくくるところで、そのような交代の時間になりました」

　勝てば優勝、ラスト1試合――。鬼木監督は次のように決意を語った。

「やるべきことにこだわりたい。ハードワークをし続けているから、自分たちはここ（首位）にいます。半歩、一歩戻っていることで、相手にミスも起きたりする。そういうところで、やるべきことをやること。ただし、最後は気持ちであり、自分自身にどれだけ勝てるか。そこをチャレンジしないと道は開けない。ミスを恐れず、勝たなければ優勝できない。自分たちが掴みにいこう、という話はしました」

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　鹿島は12月6日の第38節、横浜F・マリノスとホームのメルカリスタジアムで対戦する。