日本代表MF佐藤龍之介が岡山からFC東京へレンタルバック。北中米W杯入りなるか!
佐藤龍之介 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「強く、愛される選手を目指して戦います」
J1リーグのFC東京は12月24日、2025シーズンにファジアーノ岡山へ育成型期限付き移籍していたMF佐藤龍之介が復帰すると発表した。
佐藤は2006年10月16日生まれ、東京都西東京市出身。171センチ・65キロの攻撃的ミッドフィルダーで、FC東京のアカデミー育ち。FC東京U-15むさし、U-18を経てトップチームに昇格。2025年は岡山で経験を積み、リーグ優秀選手賞とJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞するなど、大きな飛躍のシーズンとなった。
各年代の日本代表にも名を連ね、2025年には日本代表(SAMURAI BLUE)デビューも果たした。U-20日本代表としてはチリで開催されたFIFA U-20ワールドカップ(U-20W杯)にも出場しており、将来を嘱望される存在だ。
FC東京へのレンタルバックが決まった佐藤は、クラブを通じて次のようにコメントしている。
「FC東京に関わるすべての皆さん、ただいま。再び青赤のユニフォームを着てプレーできることを嬉しく思います。この1シーズンは、これまでにない素晴らしい経験をして大きく成長できたので、皆さんの前でその姿を見せられることを楽しみにしています。
FC東京で活躍すること、タイトルを獲ることは僕の大きな目標です。そして試合に勝利してファン・サポーターの方と一緒に“シャー”で喜びを分かち合い、You’ll Never Walk Aloneを歌いたいです。強く、愛される選手を目指して戦います! 応援よろしくお願いします!」
一方、岡山のサポーターには、次のように感謝を伝えている。
「このたびFC東京に復帰することになりました。1年間とは思えないほど、充実し、成長を感じる時間でした。このクラブに関わるすべての人の情熱や、常に謙虚でありながら1日1日の努力を怠らない姿勢に毎日のように刺激を受けながら過ごしていました。
結果が出ない時も含め、どんな状況にも関わらず、声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんの存在が本当に大きな力になりました。
岡山県のことを何も知らずにこの地に来ましたが、関わってくださった方々や街の雰囲気に触れ、今では心から大好きな場所になりました。このクラブで得られた計り知れないすべてが自分にとってかけがえのない財産です。
ここで得たものをすべて自分の力に変えてこの先もギラギラと成長し続けます。そして皆さんが誇りに思っていただける選手になれるよう頑張ります。本当にありがとうございました!!」
いま読まれている記事>>「真摯な反省が見られず」黒田剛監督と町田にけん責処分。暴言・排除発言をJリーグが認定
岡山での成長を糧に、FC東京でさらなるジャンプアップを狙う。その先――日本代表として北中米W杯メンバー入りも叶えたい。




