×

高校サッカー選手権が開幕、国立対決は徳島市立が早稲田実業に4-1快勝。明日15試合開催、決勝は1月12日

第104回全国高校サッカー選手権大会のトーナメント。日本サッカー協会(JFA)提供

12月29日は山梨学院vs京都橘、聖和学園vs那覇西など。

 第104回全国高校サッカー選手権大会が12月28日に開幕し、国立競技場で行われた1回戦の開幕カードは、徳島市立(徳島)が早稲田実(東京B)に4-1で勝利を収めた。

 試合は序盤から徳島市立が主導権を握る展開となった。36分、逢坂翔雅からパスを受けた芳田翠が右足で先制ゴール。さらに42分には、柏木優一朗が直接FKからヘディングで追加点を挙げ、前半を2-0で折り返した。

 後半に入っても流れは変わらず、55分には牛尾律貴のアーリークロスから東海林蓮がゴールを決める。そして73分、平尾海斗のアシストから途中出場の山本崇斗がボレーでダメ押しの4点目を奪った。

 早稲田実も後半アディショナルタイムの80+3分、霜田優真が一矢報いたが、反撃はここまで。

 徳島市立は組織力と個の質を兼ね備えた内容を披露し、国立の大舞台で強烈なインパクトを残した。

 大会2日目となる12月29日は、関東各会場で1回戦15試合が行われる予定だ。山梨学院vs京都橘、聖和学園vs那覇西など、2回戦進出を懸けた好カードが組まれている。

いま読まれている記事>>【浦和】元青森山田高校キャプテンのDF藤原優大が新潟へ完全移籍、異例の前所属だった大分にも謝罪「自分に圧倒的な実力があれば…」

 なお、2回戦は12月31日に組まれる。準決勝は1月10日、決勝は1月12日に国立競技場で開催される。