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【浦和】DF藤原優大が新潟へ完全移籍、異例の前所属だった大分にも謝罪「自分に圧倒的な実力があれば…」

藤原優大 写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「このタイミングでの移籍は大分トリニータにも申し訳なく思います」

 J1リーグの浦和レッズは12月28日、DF藤原優大(Yudai FUJIWARA)がアルビレックス新潟へ完全移籍することが決定したと発表した。

 藤原は2002年6月29日生まれ、青森県出身。身長182cm・体重74kg。リベロ津軽S.C.、青森山田中、青森山田高を経て、高卒ルーキーとして浦和レッズに加入したセンターバックだ。

 プロ入り後は、SC相模原、FC町田ゼルビア、大分トリニータへ育成型期限付き移籍を経験。出場機会を求めて武者修行を重ね、今季9月に浦和へ復帰していた。2025シーズンは大分でJ2リーグ17試合、浦和でJ1リーグ1試合に出場した。

 藤原はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「浦和レッズに関わる全ての皆さま、5年間お世話になりました。

 この移籍を決断した理由は複数ありますが、自分に圧倒的な実力があればこの移籍を選択することはありませんでした。もっとこのチームで価値を示したかったです。そしてこのタイミングでの移籍は大分トリニータにも申し訳なく思います。

 ただ、浦和レッズに所属していた5年間がなければ、今ごろ自分はサッカーを続けられていないと思います。レンタル先で苦しい状況でもサッカーを続けてこられたのは、5年間ブレずに『浦和でプレーしたい』という気持ちがあったからでした。浦和レッズが自分に唯一、サッカーをし続ける理由をくれました。

 9月に復帰してから、想像していた以上に多くの方が自分のデビュー当時のユニフォームを持ってくださっていることを知り、嬉しく感じる反面、ピッチに立てないことが歯痒くて仕方ありませんでした。

 もし、また浦和でプレーする機会があった時には、またたくさんの人に自分のユニフォームを買ってもらえるよう、選手として成長していきたいです。

 5年間、ありがとうございました」

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 そのようにこの5年間の経験をプラスに捉え、藤原が新天地・新潟で覚悟を持って再出発する。