【ACL浦和】決勝進出の場合は…アル・ヒラルが4-1でアル・サッドに先勝。しかも…

2017年のACL決勝、アル・ヒラル戦で競り合う浦和の興梠慎三。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

守備の要であるカタール代表DFが退場処分に。一方、前FC東京、アル・ヒラルのチャン・ヒョンスはフル出場。

[ACL 準決勝 1st]  アル・サッド 1-4 アル・ヒラル /2019年10月2日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム

 アジアチャンピオンズリーグ( ACL )準決勝・西地区の第1戦(ファーストレグ)は、サウジアラビアのアル・ヒラルがカタールのアル・サッドに4-1とアウェーで大勝を収め、浦和レッズと対戦した2017年以来の決勝進出に向けて大きく前進した。

 立ち上がりから主導権を握ったのは、ホームのアル・サッドだった。立て続けに決定的なチャンスを作り出していき、迎えた14分に右サイドを崩したあとのクロスがオウンゴールを誘い先制に成功する。ホームチームが完全に試合の主導権を握った、はずだった。

 ところがこのあと、アル・サッドは自陣深くに最終ラインをセットし、受け身に立ってしまう。すると、右サイドバックが自陣で中央に大きくキックしたボールがクロスのようになって奪われる信じられないミスから失点。さらに35分、微妙な判定でファウルを取られたDFアブドゥルカリーム・ハサンが激昂。それで1枚イエローカードをもらうと、さらに審判に詰め寄って退場処分を食らう。

 このカタール代表DFを失い11人対10人になったことで、流れは完全にアル・ヒラルに傾く。そして前半終了間際に逆転に成功。後半2点を追加し、アウェーゴール「4」を積んで、決勝進出へ大きく前進した。アル・ヒラルの元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスが2ゴール。前FC東京のDFチャン・ヒョンスもセンターバックとしてフル出場を果たしている。

 退場処分を受けたアル・サッドのアブドゥルカリーム・ハサン、決勝トーナメント通算2枚目のイエローカードをもらったセンターフォワードのバグダード・ブーンジャーが第2戦で出場停止になる。

 なお、今冬のクラブワールドカップ(CWC)はカタール開催のため、アル・サッドはすでに開催国枠でのCWC出場が確定している。規定により、アル・サッドがACLで優勝した場合、準優勝チームがアジア枠(AFC枠)でCWCの出場権を獲得することになる。つまり、アル・サッドが決勝に進んだ場合、自動的に対戦相手がCWCの出場権を得る。

 ただ、アル・ヒラルの大勝により、その可能性はかなり低くなった(アル・サッドは準決勝第2戦、勝ち上がるためには4ゴールが最低限必要)。

 決勝は11月9日と24日に組まれ、第1戦が西地区、第2戦が東地区のホームゲームで行われる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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