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【浦和】ACL広州に勝てばクラブW杯出場が決まる場合も。条件は?

浦和レッズ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

アル・サッドの開催国枠での出場が確定しているため。

[ACL 準々決勝 2-nd]  鹿島 1-1 広州恒大 /2019年9月18日/カシマサッカースタジアム
※2試合トータル1-1で、アウェーゴールルールにより広州恒大がベスト4進出

 アジアチャンピオンズリーグ( ACL )準々決勝、アウェーゴール数がJリーグ勢の明暗を分けた。

 浦和レッズは上海上港(中国)と2試合トータル3-3、アウェーゴール数で上回り(浦和が2得点、上海上港が1得点)、優勝した2017年以来2大会ぶりの準決勝に進んだ。

 一方、鹿島アントラーズは広州恒大(中国)と2試合トータル1-1。しかしアウェーゴールを決められたことで(鹿島がゼロ、広州が1得点)、同大会連覇の夢が潰えた。

 準決勝は、東地区が浦和対広州恒大、西地区がアル・サッド(カタール)対アル・ヒラル(サウジアラビア)のカードに決まった。

 今冬のクラブワールドカップ(CWC)は、カタールで開催される。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けた準備も兼ねての実施となる。

 カタールリーグは秋春制で、前回覇者のアル・サッドが開催国枠でのCWCへの出場がすでに決まっている。規定により、アル・サッドがACLで優勝した場合、準優勝チームがアジア枠(AFC枠)でCWCの出場権を獲得することになる。

 つまり、アル・サッドが決勝に進んだ場合、自動的に対戦相手がCWCの出場権を得るのだ。

 準決勝の日程は次の通り。

▼第1戦
10月1日…アル・サッド対アル・ヒラル
10月2日…浦和対広州恒大

▼第2戦
10月22日…アル・ヒラル対アル・サッド
10月23日…広州恒大対浦和

 浦和と広州恒大は第2戦、アル・サッドが決勝に進んだかどうかの結果を受けて戦うことになる。アジア東地区の”王者決定戦”が、CWC出場権を懸けた大一番になる可能性も出てきた。

 また、決勝は11月9日と24日に組まれ、第1戦が西地区、第2戦が東地区のホームゲームで行われる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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