【浦和】人種差別や対立を煽いだSNS投稿や報道に「特別な対立は生じておりません」。クラブが公式サイトで報告
埼玉スタジアム (C)SAKANOWA
「特定の立場に荷担する対応を決して行いません」、8日の岡山戦へ多くの来場を呼び掛ける。
J1リーグの浦和レッズは3月7日、2日の埼玉スタジアムで開催されたJ1リーグ4節の柏レイソル戦で、クラブが独自に定める「観戦のルールとマナー」に沿っていない未申請・未承認の応援アイテムが使用される場面があったと公式サイトで報告した。その場でルールを伝えて理解を得られたと説明し、一部のSNSの投稿や報道で、人種差別や対立を煽ぐ情報発信があったものの、クラブは「当事者と浦和レッズとの間に特別な対立は生じておりません」と強調している。
浦和によると、当日、警備スタッフとクラブスタッフがその場で対応し、当事者にルールを説明。そのうえでアイテムの掲出を取りやめてもらった。
浦和は「観戦のルールとマナーをご理解のうえ、全ての方々に気持ちよくご観戦いただけるよう日々の試合運営に努めております。本件の対応につきましても、ご来場いただく全ての皆さまに安心・安全なスタジアムでの観戦環境を提供するために通常と同様に実施したものです」と伝えている。また、「当事者と浦和レッズとの間に特別な対立は生じておりません」と説明している。
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様々なSNSの投稿なども受けて、浦和は「観戦のルールとマナーをご理解いただける全ての方々のご来場をお待ちしております。浦和レッズは、いかなる状況においても特定の立場に荷担する対応を決して行いません。明日のホームゲームもこれまで通り、スポーツを愛する全てのみなさまにとって安心・安全なスタジアムでの観戦環境を提供できるよう、最善を尽くしてまいります」と、来場を呼び掛けている。