なぜザンクト・パウリは日本代表DF安藤智哉を獲得したのか?監督とSDが語る補強の理由
ザンクト・パウリが安藤智哉の獲得を発表。クラブ公式サイトより
アビスパ福岡から完全移籍。藤田譲瑠チマとチームメイトに
ドイツ・ブンデスリーガ1部ザンクト・パウリは1月1日、J1リーグのアビスパ福岡に所属していた日本代表DF安藤智哉(Tomoya ANDO)を獲得したと発表した。移籍金などの詳細は非公表とすることで、両クラブは合意している。安藤はMF藤田譲瑠チマとともに、まずブンデス1部残留を目指す。
安藤は1999年生まれの26歳。福岡がJ1へ昇格した昨季、トップカテゴリーで初めてフルシーズンを戦い、リーグ36試合に出場し4得点を記録した。天皇杯、YBCルヴァンカップでも計6試合に出場。J2時代を含め、センターバックとして公式戦に臨むことで、着実に進化を遂げてきた。
昨年7月には日本代表に初招集され、ここまで国際Aマッチ3試合に出場。3バックの各ポジションをこなせる柔軟性と、対人の強さが評価されて、今回の欧州トップリーグへの挑戦につなげた。
アンドレアス・ボルネマン・スポーツダイレクター(SD)はザンクト・パウリ公式サイトで、次のように期待を語っている。
「トモヤの加入によって、我々の最終ラインはより柔軟性を持てる。彼は3バックのすべてのポジションでプレーできて、これまで常に新しいレベルへ素早く適応してきた。代表選手にまで成長したことが、その証明だ」
また、アレクサンダー・ブレッシン監督も安藤の資質を高く評価する。
「彼はよく鍛えられ、状況判断に優れ、特定のポジションに縛られない選手。予測力が高く、積極的に守り、ボール奪取にも長けている。加えて、爆発的な初速と空中戦の強さがあり、攻撃面でも脅威を与えてくれるはずだ」
安藤自身も、ブンデスリーガ挑戦への決意を語っている。
「ブンデスリーガへの移籍は自分にとって大きなステップで、今がその最適なタイミングだと思った。ザンクト・パウリで成長を続けたいし、日本人選手がこのクラブで成功してきたことも後押しになった。新しいチーム、新しい挑戦をとても楽しみにしている」
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昇格組のザンクト・パウリは現在、リーグ18チーム中16位と苦戦を強いられている。安藤には即戦力としての期待がかかる。




