【移籍】上田綺世の今夏獲得へプレミア3クラブが争奪戦。エバートンがリード、追うのは…。日本代表エースストライカーが今夏の注目株に
上田綺世 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
移籍金は40億円前後か――
オランダ1部(エールディビジ)フェイエノールト・ロッテルダムに所属する日本代表FW上田綺世(Ayase UEDA)に、プレミアリーグの複数クラブが関心を示している。『スポーツ・ブーム』は6月10日、移籍市場のスペシャリストであるエクレム・コヌール氏の情報として報じた。
上田は2025-26シーズンのエールディビジで31試合25得点を記録し、得点王に輝いた。2023年夏にベルギーのセルクル・ブルージュから移籍金800万ユーロ(約14.8億円)で加入した当初は、サンティアゴ・ヒメネスの控えだったが、今季はエースストライカーとして爆発し、日本人初の欧州主要リーグでの最多スコアラーとなった。
報道によると、現在最も具体的な関心を示しているのがエバートンFCだ。デイビッド・モイーズ監督は前線に機動力と得点感覚を兼ね備えたストライカーを求めており、上田のプレースタイルが理想に合致するとして、高く評価している。
ただし、フェイエノールトは、8月に28歳になるFIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)の日本代表エースストライカーに、3000万ユーロ(約55億円)~3500万ユーロ(約64億円)とクラブ最高の移籍金を希望している。
しかし、エバートンは1800万~2000万ポンド(約38億~43億円)を準備しているとされる。この価格差が交渉の最大の障壁になっていると見られる。
一方、三笘薫が所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCも上田を高く評価。クラブのスカウト部門は、ファビアン・ヒュルツェラー監督のスタイルとの相性も合うというレポートを上げているそうだ。ただし堅実な補強方針で知られるブライトンが、フェイエノールトの要求額を受け入れるかは不透明だ。
さらに、田中碧のいるリーズ・ユナイテッドFCも獲得レースに参戦しているという。
上田とフェイエノールトの契約は2028年6月まで。フェイエのクラブ首脳陣は来季のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)を戦ううえで欠かせない戦力と位置付けている。
ただ、年齢や市場価値を考慮すると、今夏は売却の一つのタイミングとも言える。
上田はエールディビジで得点王に輝いた一方、オランダ国内の強豪相手には結果を残し切れておらず、5大リーグのトップクラブで通用するかどうか評価が分かれている。
それだけに、北中米W杯でのパフォーマンスは大きな意味を持つ。日本代表の成績だけでなく、自身のキャリアを左右する大会になる――。
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