「ニューヨークから東京まで」パリSG会長が新組織『ワールド・フットボール・クラブス』創設を発表

パリSG会長が世界規模のクラブ新組織の発足を発表。FIFAクラブW杯への影響も? (C)SAKANOWA

世界中のクラブに発言権があるべき――。欧州フットボールクラブスが世界規模へ拡大

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)と欧州クラブの団体「ヨーロピアン・フットボール・クラブス(EFC)」で会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏が9月29日、世界規模の新組織『ワールド・フットボール・クラブス』を創設すると発表した。

 フランスメディア『RMCスポーツ』によると、デンマーク・コペンハーゲンで開かれたEFC総会で明らかにした。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長の“続投”を巡ってUEFA(欧州サッカー連盟)を中心に反発があると言われるなど緊張が高まるなか、欧州のクラブ団体を世界へ拡大させる動きが明らかになった。

 アル・ケライフィ会長は「選手、監督、競技、サポーター、オーナー、パートナー、ブランド。すべては地域に根を張りながら、世界的な影響を持っています」と、近年のクラブ活動は地域に根差しながらも、これまで以上に国際的な存在になっていると強調した。

 さらに、クラブを支えるサポーターについて、「コペンハーゲンからカイロ、ニューヨークから東京まで、スタジアムにいる時と同じ情熱で自分たちのクラブを追っている」と語った。

 EFCは欧州のクラブを結ぶネットワークとして活動してきた。今後は各国リーグや国際大会を巡る意思決定に、より多くのクラブが関われる枠組みを目指す。アル・ケライフィ会長は、世界中のクラブが国際サッカー界で発言権を持ち、成長の機会を得る必要があると訴えた。

「欧州だけでなく、あらゆる地域のクラブにも利益をもたらしたい。世界中のすべてのクラブが発言権を持ち、成功するために最大限の機会を得るべきです。だからこそ、ワールド・フットボール・クラブスを創設する時が来ました」

 クラブワールドカップの拡大により、FIFAとクラブチームの関係も大きく変化している。そうしたなかパリSG会長が打ち出した新組織は、果たして世界のサッカー界にどのような影響を及ぼすのか。“TOKYO”を含むアジアのクラブにとっても、注目すべき動きになりそうだ。

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