【湘南2-1浦和】森脇良太が梅崎司のゴールに「完璧なファーストタッチだった」
浦和レッズのDF森脇良太。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今季初めて主戦場の右ストッパーで先発。
[J1 33節] 湘南 2-1 浦和/2018年11月24日/Shonan BMWスタジアム平塚
浦和レッズのDF森脇良太が33節・湘南ベルマーレ戦で、今季初めて主戦場である3バックの右ストッパーで先発し71分までプレーして、ズラタンと交代した。しかし20分、昨季まで浦和に在籍した同学年でもある梅崎司との駆け引きから抜かれ先制点を与えてしまい、試合後は悔しさを滲ませた。
「リズムよくボールを運べましたが、1失点目は隙を突かれて、そこはいただけなかったですが、それ以外のところは持ち味を存分に出して、多くのチャンスをクリエイトできました。このポジションで続けていきたいと思いました」
そう語る森脇は、梅崎にかわされて決められた失点について、次のように振り返った。
「最初のところで寄せたが、そこで入れ替わられたところで、相手のスーパーと言える早いコンビネーションが生まれ、(梅崎)司のファーストタッチは完璧でした。そこで食いついたところを突かれたのは若干の後悔です。そういう部分はなくしていかなければいけない」
右ストッパーとしてオズワルド・オリヴェイラ監督の信頼を掴みたい。そう思っていただけに、この失点は悔やまれた。
「今の僕の状況を考えれば、そういうミスをしていては監督の信頼を勝ち得るのは難しいと感じました」
今季リーグ11試合に出場し、最近4戦のうち3試合に先発。少しずつ森脇自身も調子を取り戻していた。それだけに、やはりこの一戦……是が非でも「結果」がほしかった。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI