クラブに企業名容認、Jリーグが「事実無根」と否定
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「実行委員会や理事会でも全く検討されていない」
Jリーグ(野々村芳和チェアマン)は12月12日、一部で報じられた、今後、クラブ名にスポンサーなど企業名を入れることを容認するという内容について「事実無根」と否定した。
Jリーグの発表は次の通り。
「本日、スポーツ報知より、『Jリーグが、スポンサー企業名入りのクラブ名称を認める』との報道がありましたが、本件は、実行委員会や理事会でも全く検討されていない内容であり、事実無根です。
Jリーグでは、Jリーグ規約にて『チーム名および呼称には地域名(ホームタウン)が含まれているものとする』と定めており、今後も地域と一体となったクラブづくり、サッカーの普及、振興につとめてまいります」
Jリーグ規約31条では「Jクラブの法人名、チーム名および呼称(以下総称して「名称」という。ただしチーム名および呼称には地域名が含まれているものとする)ならびにホームタウンは次のとおりとする」として、J1からJ3まで60クラブが登録されている。
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運営する法人名では現在、柏レイソルが株式会社日立柏レイソル、ヴィッセル神戸が楽天ヴィッセル神戸株式会社、大宮アルディージャがエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会>>、この3クラブは企業名が入っている。