【J1参入PO】カミンスキーVS上福元「GK神対決」が鍵に!
磐田のカミンスキー(左)と東京Vの上福元の”カミ対決”に注目!写真:サカノワ(左)・徳原隆元(右)
磐田は中村俊輔と川又が控え。東京Vはドウグラス・ヴィエイラが先発!
[J1参入PO決定戦] 磐田 – 東京V/2018年12月8日14:00/ヤマハスタジアム
J1・16位のジュビロ磐田対J2・6位でJ1参入プレーオフ(PO)を勝ち上がった東京ヴェルディによる、J1参入プレーオフ決定戦が12月8日14時にキックオフを迎える。
規定により上位に位置付けられる磐田は引き分け以上でJ1残留。東京ヴェルディが11年ぶりのJ1復帰を果たすには、90分以内での勝利が条件となる。
磐田は試合に向けて4日間の練習を完全非公開にした。迎えたこの日、大久保嘉人と小川航基の2トップで、さらに負傷明けのアダイウトンが先発に抜擢された。一方、中村俊輔、川又堅碁がベンチスタートとなっている。
東京Vも昇格プレーオフの2試合からメンバーを変更してきた。J2リーグでチーム最多13得点を奪っているドウグラス・ヴィエイラがケガから復帰し、このプレーオフで初先発に。さらに梶川諒太もスターティングメンバーに抜擢された。出場停止明けの内田達也、渡辺皓太が控えに回っている。
キーマンに挙げられるのが、両ゴールキーパーだ。
シーズン終盤再三にわたるビッグセーブでチームを救ってきたカミンスキーは、何よりこうした大一番で真価を発揮するタイプだ。東京Vは”カミセーブ”を越えて磐田のゴールネットを揺らすことが、J1復帰への史上命題となる。
そして上福元直人はこれまでのPOで2試合連続無失点に抑えてきた。そして横浜FC戦(〇1-0)の後半アディショナルタイムにCKにヘッドで合わせ、そのこぼれ球をドウグラス・ヴィエイラが決める劇的弾につなげた。今、Jリーグで最も乗っているゴールキーパーだと言って過言ではない。
J1残留か、J1昇格か――。二人の”カミ対決”の行方が、チームの命運をも担う。
文:サカノワ編集グループ