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20冠中17冠を知る鹿島のバンディエラ、小笠原満男が引退を発表

鹿島での現役時代の小笠原満男。(C)SAKANOWA

今季リーグ14試合に出場。悲願のアジア制覇を果たして有終の美を飾る。

 鹿島アントラーズは12月27日、小笠原満男が2018シーズンをもって現役を引退すると発表した。鹿島の20冠中17冠を知るバンディエラが、潔くスパイクを脱ぐ決断を下した。

 1979年4月5日生まれ、岩手県出身の39歳。大船渡高校から1998年に鹿島アントラーズに加入、2006年にセリエAのメッシーナでプレーしたあと、2007年に鹿島アントラーズに復帰。今季までプレーしてきた。J1リーグ通算525試合69得点。今季は14試合0得点。

 獲得タイトルは、Jリーグが7度(1998、2000、2001、2007、2008、2009、2016) 7回 リーグカップが5度(2000、2002、2011、2012、2015)、 天皇杯が4度(2000、2007、2010、2016)、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)が1度(2018)。

 個人タイトルは、JリーグMVP一度(2009年)、Jリーグベストイレブン6度(2001、2002、2003、2004、2005、2009年)。JリーぐチャンピオンシップMVP(2000、2001年)、ルヴァンカップ(ナビスコカップ)(2002、2015年)。

 日本代表通算55試合7得点 、2002、2006年FIFAワールドカップ出場。

 今季悲願だったACLを獲得して、スパイクを脱ぐことになった。

 小笠原は次のようにコメントしている。

「今シーズンをもって、鹿島アントラーズで現役生活を終えるという決断をしました。これまで自分を支えてくれた方々、一緒に頑張ってきた選手達、応援してくれたサポーター、鹿島アントラーズに関わるすべての方々に感謝しています。鹿島アントラーズという素晴らしいチームでここまでプレーでき、鹿島アントラーズでサッカー選手として引退できることを、とても嬉しく、そして誇りに思います。本当にありがとうございました!」

文:サカノワ編集グループ

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