【鳥栖】契約更新の高橋秀人が昨季の苦戦を分析、2019年へ決意!
鳥栖の高橋秀人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
残留を勝ち獲れたこと、前半戦の不甲斐ない結果、いずれも「必然」。
サガン鳥栖は1月2日、MF高橋秀人が契約を更新したと発表した。ヴィッセル神戸から加入した2018シーズンは33試合3ゴールを記録。マッシモ・フィッカデンティ氏からキン・ヒョンヒ監督に体制が代わるなかでもシーズン通して不動のボランチとしてチームを支えた。
31歳のミッドフィルダーは契約更新の発表の際、次のようにサポーターにメッセージを送った。ギリギリで達成したJ1残留2018年の苦戦の要因を分析し、新シーズンに向けた「課題」を提示している。
「2019シーズンも皆さんとともに闘えることを誇らしく思います。
2018シーズン、本当にたくさんの声援をありがとうございました! 最後の最後で残留を勝ち取れたことは必然です。
選手、スタッフ、フロント、サポーターの皆さんが同じ目標に向かって一体感を出せた結果です。
また前半戦の不甲斐ない結果も必然です。
選手が目標と結果に危機感を持たず、プロとして甘さがありました。
昨年の教訓を全員が再認識しサガン鳥栖の強みと課題は何かを共有し、クラブがさらに発展・成長できるように精進したいと思います。
最後に自分たちが活躍する事で鳥栖の街、佐賀県にたくさんの希望と感動をもたらせるように、そして九州、Jリーグを大いに盛り上げられるようなシーズンにしたいと思います」
そのように高橋は共有意識の重要性を強調していた。2019年、「ドクトール」がルイス・カレーラス・フェレール新監督の下、どのような役割が求められるのか楽しみだ。
文:サカノワ編集グループ