横浜FMが新背番号発表、天野純が決意の「10番」、仲川輝人はニッサンの「23」
横浜FMの新ユニフォーム。天野が「新10番」を襲名!左が扇原貴宏、右が飯倉大樹。(C)SAKANOWA
喜田拓也は中町公祐の「8」を継承。中澤佑二の「22」は空き番に。
横浜F・マリノスの新体制発表会が1月13日、横浜市内の日産グローバル本社ギャラリーステージで行われ、トリコロールメンバーズのサポーター約500人が集まるなかで2019シーズンの選手の新背番号が発表された。大津祐樹が「7」、喜田拓也が「8」、天野純が「10」、仲川輝人が「23」、新加入選手ではパク・イルギュが「1」、マルコス・ジュニオールが「9」、広瀬陸斗が「18」、李忠成が「20」、三好康児が「41」。中澤佑二のつけた「22」は空き番号に。
発表会の中で、小倉勉チーム統括本部スポーツダイレクターが、主力である喜田拓也、天野純、仲川輝人の背番号変更について次のように説明した。
「それぞれの選手の強い覚悟の現れ、決意が込められています。ほとんどの選手たちがこの番号をつけたいという要望を受けての変更です。
喜田選手は中町選手が年始に海外(アフリカ)挑戦を表明し、退団のプレスリリースが出た直後に電話をもらい、『背番号8をつけたい。中町選手とも話して、ぜひ付けてほしい』と言ってもらえたということでした。
天野選手は横浜F・マリノスの伝説的な選手がつけてきた10番をつけたいという決意を示してくれました。
仲川選手の19から23への変更ですが、『ニッサン』ということで『23』を選びました。彼が活躍することで縁起のいい番号になってほしいと思います」
また、アンジェ・ポステコグルー監督は「皆さんに恩返しできるよう、もう一度気を引き締めて取り組んでいきます。昨年から引き続きアタッキングサッカーを追求し、さらに『勝利』を欲していきます。2019年が皆さんにとって忘れることのない最高のシーズンにします」と抱負を語った。
新ユニフォームで登壇した天野は「やはりJリーグのどのチームよりもマリノスの10番は重みがあり、それを理解してつけました」と決意を示した。さらに仲川は「新たな省象徴の番号となるように。自分がそのパイオニアになりたい。この番号のゴール数を狙っていきたい」と語った。
また「トリパラ」をロゴにして、裾にワンポイントが入ったのも特徴だ。苦しい時、サポーターとともに、そのワンポイントのもと、勝ってパラソルを回そう――という気持ちで一つになろうという想いが込められている。
文:サカノワ編集グループ