新加入E・ジュニオ2得点&連勝発進「これがマリノスのサッカーだ」
横浜F・マリノスのエジカルジュニオ。(C)SAKANOWA
仙台の追撃及ばず。エジカルは2戦連発、早くもリーグ3ゴール目。
[J1 2節] 横浜FM 2-1 仙台/2019年3月2日/日産スタジアム
横浜F・マリノスがFWエジカル・ジュニオの2ゴールでベガルタ仙台に2-1と競り勝ち、開幕2連勝スタートを果たした。エジカル・ジュニオは2試合連続得点で、早くもリーグ通算3点目。
「今すごく幸せです、神に感謝しています。ホーム開幕戦に勝てて2連勝できて、すごく嬉しいです。素晴らしいサッカーを展開できているので、このチームをたたえたいです」
エジカル・ジュニオは試合後のフラッシュインタビューでそのように笑みを浮かべて語った。
そして27分の先制のPK弾は、「練習をしているなか、監督からキッカーに指名されました。ただ、誰が打っても決められると思っているので良かったです」とホッと安堵していた。
さらに39分、サイドを崩した仲川輝人のクロスに体ごと押し込んで叩き込んだ。このゴールには、ブラジル出身の27歳は納得をしていた。
「イメージ通りのゴールでした。これがマリノスのサッカー。スピードに乗ったサイドからの攻撃に対し、準備もできていましたし、そのクロスに上手く合わせることができました」
ブラジルのバイーアからレンタル移籍で加入。初めての”海外挑戦”となるが「日本での生活? まったく問題ない」と言うエジカル・ジュニオは、タイトルへの想いも語った。
「この歴史のあるスタジアムでプレーできることは誇りに思います。一つひとつ勝つことでタイトルに近づけると思うので、必ずこの日産スタジアムで勝っていきたいと思います」
横浜F・マリノスの新エース候補が、早くも3ゴール――。その「候補」の二文字はあっという間になくなりそうだ。頼もしいストライカーがアンジェ・ポステコグルー監督のもと2年目に突入した横浜FMを牽引している。
文:サカノワ編集グループ