【FC東京】ネイマール似の新ボランチ。目標は「レオ・シルバ」

FC東京に加入したブラジル人MFアルトゥール・シルバ。(C)SAKANOWA

タトゥーはミッキーマウス。ギャップが魅力のアルトゥール・シルバ。

 ブラジルのCAヴォトゥポランゲンセ(昨季までCNマルシリオ・ジアスに期限付き移籍)からFC東京に完全移籍で加入したアルトゥール・シルバ(ARTHUR SILVA)が1月13日、新体制発表会で新ユニフォーム姿を披露。そして「ボールを奪ったあとの推進力が武器。ミドルからのショットも見せていきたい」と、新天地での抱負を語った。

 アルトゥール・シルバは1995年4月26日生まれ、ブラジル出身の23歳。 185センチの大型ボランチにとって、初めての海外生活になる。

「日本のサッカーはずっとチェックしてきました。スピーディでパスの精度が高いイメージがあります」

 Jリーグで数多くのブラジル人選手が活躍していることはもちろん知っている。つながりがある選手はいないというが、「(手本にしてきたのは)レオ・シルバ選手。僕はまだそこまで素晴らしい選手ではないので、彼のような存在になれるように、一歩ずつ近づいていきたいです」と、昨季のACL制覇に貢献した鹿島の”大先輩”を「目標」に挙げていた。

 実際、レオ・シルバとは共通項が多い。アルトゥール・シルバは言う。

「ディフェンスに近いポジションでボールを奪い、そこから前へ運ぶ力が武器です。ボールを運びながらペナルティエリア内へ放つパス、それにエリアの外からシュートを打つ力もあるので、そこを見てほしいです」

 推進力を与え、攻撃に厚みを持たせる。まさに”シルバ二世”と言える。

 加えて、ルックスは男前でネイマールに似ている。実際、「空港で『ネイマール!』と呼ばれたこともあります。まあ……ネイマールほど格好いいとは思っていませんが」。

 口調はとても穏やか。左腕のタトゥーは「子どもの頃からずっと大好きなんだ」というミッキーマウスが彫られている。

 いろいろギャップがある。そこもまた魅力の一つと言えそうだ。

「ピッチの外では落ち着いているし、普段はこのように結構静かです。でもピッチに立てばエネルギッシュなプレーを見せます。その差はあるかもしれませんね」

 サッカーや周囲の人たちに対し真摯なところは日本向きと言えそうだ。「僕自身にとって幸運の番号」という45番のユニフォームを着て、ベールを脱ぐ日が楽しみである。

 アルトゥール・シルバ。中盤のポジション争いを活性化させ、FC東京の新たな軸になれるか。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUAKOSHI

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