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ビック3不発、神戸リージョ監督は「勝つ可能性が高い状態を作り続けられたが…」

神戸のフアン・マヌエル・リージョ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ボール支配率は高かったもののノーゴールに終わる。

[J1 1節] C大阪 1-0 神戸/2019年2月22日/ヤンマースタジアム

 Jリーグの2019シーズン開幕を告げる「フライデーナイトJリーグ」J1・1節セレッソ大阪戦を落としたヴィッセル神戸のフアン・マヌエル・リージョ監督は、試合後のフラッシュインタビューで悔しさを滲ませた。

「負ける可能性よりも、勝てる可能性のほうがより近い状態を作り続けられたゲームだったと思います。しかしサッカーとは、こういうもの。この『結果』が残ってしまうのは仕方がないことです」

 ボールポゼッション率(支配率)は大きく上回ったものの、シュートまでなかなか持ち込めなかった。ダビド・ビジャ、アンドレス・イニエスタ、ルーカス・ポドルスキの3人のコンビネーションも上手くC大阪に遮断され、それぞれが打開を試みていったものの突破口を切り開けなかった。

 リージョ監督は、あとは決めるだけだった……と悔やんだ。

「より人数をかけて、ボールもゴール前に届いていましたし、あと何が足りなかったかと言えば、ゴールを決め切るところだけだったと思います。ゲーム内容としては、ホームのように、ほとんど相手陣内でプレーできていましたが……」

 優勝を狙う神戸だが、手痛い黒星発進となってしまった。2節は3月2日、ホームでフェルナンド・トーレスとイサック・クエンカを擁するサガン鳥栖と対戦する。

文:サカノワ編集グループ

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