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欧州組最多12得点の鎌田大地、初の日本代表招集なるか。今週末には大勝負!

シント=トロインデンの鎌田大地。初の日本代表入りなるか!?写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

”勝負の1週間”。代表メンバー発表後、ホームで上位リーグプレーオフを懸けた一戦へ。

[ジュピラーリーグ 30節] シント=トロイデン – ヘント/2019年3月17日/スターイエン

 シント=トロイデンVVがジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)30節、上位6チームによるプレーオフ(PO1)進出を懸けてKAAヘントと対戦する。7位のシント=トロインデンは6位のヘントと勝点47で並んでおり、勝てば「PO1」進出が決定する。引き分けた場合でも、5位のRSCアンデルレヒトが負けると6位に滑り込める。ただアンデルレヒトは下位チームとの対戦のため状況的には厳しい。

 また、鎌田は10日のベルギーリーグ29節のムスクロン戦で今季通算12ゴール目を奪取。試合は9人対11人という数的優位を生かせず1-1で引き分けてしまったが、次のように前を向いていた。

「今日は点が取れていた時のポジション(3トップ気味の右)でプレーし、前節までより多くのチャンスを作れたことはプラスに捉えています。前線の選手が決めきれなかったので勝てなかったですが、(9対11になってからは)もう少し簡単にボールを放してプレーすべきだったと思います。(最終節のヘント戦は)ホームで戦えるので、勝ちにこだわって準備していきます」

 3月14日には日本代表の3月シリーズのメンバー発表がある。コパ・アメリカを見据え、今季欧州のリーグで最も多くゴールを決めている日本人選手である鎌田の招集の可能性が高まっている。ついに初招集なるか――。

 A代表初招集、プレーオフ進出決定戦、そしてゴールで勝利!そんな鎌田にとっての最高の流れを作りたい。もちろん代表招集は森保一監督の判断によるものではあるが、勝負の1週間になる!

文:サカノワ編集グループ