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【U-20W杯 採点】先発10人「4」以上!宮代、齊藤、藤本に最高点「5」

[マン・オブ・ザ・マッチ=MOM]宮代大聖(日本)

試合をコントロールして無失点勝利。MOMは文句なしで2ゴールの宮代。

[ポーランドU-20W杯 GS2節] 日本 3-0 メキシコ/2019年5月26日/グディニャ

 U-20日本代表がU-20メキシコ代表とのグループステージ第2戦、宮代大聖の2ゴール、田川亨介のヘディング弾で快勝を収め、決勝トーナメントに大きく近づく勝点3を獲得した。

 日本の選手の採点と寸評は次の通り。通信簿のように最高点が5、最低点が1。出場20分以上が対象。

GK
1 若原智哉 4
開始早々に1対1を止め、チームに流れを引き寄せる。以降も安定感のあるプレーで相手に付け入る隙を与えなかった。

DF
3 小林友希 4
鼻血を出しながらも体を張った守備で奮戦。正確なフィードも光り、攻撃の出発点としても機能した。

4 瀬古歩夢 4
小林や齊藤と声を掛け合い、強力なメキシコ攻撃陣を封殺。空中戦ではほとんどの局面で競り負けなかった。

5 菅原由勢 4
試合状況を見極め、シンプルにプレー。1対1にも粘り強く対応し、危険な場面を作らせなかった。

15  鈴木冬一 4
序盤に硬さは見られたものの、時間の経過とともに安定。左サイドハーフの山田と連携しながら、キーマンだったライネスを抑えた。

MF
8  藤本寛也 5(81分▼)
展開力を生かしたゲームメイクで中盤に君臨。機を見た攻め上がりも効果的で、2アシストの活躍でチームに勝利を呼び込んだ。

9 斉藤光毅 3(76分▼)
前半はうまくボールを受けられなかったが、後半に持ち直す。得意のカットインで敵陣を斬り、チャンスに絡んだ。本人もこの日のパフォーマンスには納得せず。

10  齊藤未月  5
幾度となく高い位置でボールを奪い、ショートカウンターの起点になる。運動量は最後まで衰えず、初戦以上に中盤の要として存在感を発揮した。

16 山田康太  4
ハードワークは最後まで健在。左SBの鈴木とタッグを組み、自陣の深い位置まで戻って守備をこなす。攻撃でも前線を的確にサポート。

FW
11 田川亨介  4
ストライカーならではの嗅覚でチームの2点目を奪取。守備でも執拗にプレスをかけ、ファーストディフェンダーの役割をまっとう。

13宮代大聖 5 (87分 ▼)[MOM OF THE MATCH]
ゴール前で冷静に2得点。安定感のあるポストプレーも秀逸で、MOMに相応しいパフォーマンスを披露した。

▽交代出場
FW
20 中村敬斗 −
(76分 △)
限られた時間のなかで右サイドから勇敢に仕掛け、フィニッシュに持ち込む。ゴールへの欲を感じさせるプレーを見せた。

MF
7 伊藤洋輝 −(81分 △)
短い時間ながら、ピッチを奔走。中盤を引き締める役回りを担い、ゲームを締めた。

FW
18 原 大智 −(87分 △)
前線で体を張り、時間を有効に使って勝利に貢献した。

取材・文:松尾祐希(フリーライター)

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