【ポーランド便り】渡辺皓太のA代表入りに触発!藤本寛也がU-20代表で好アピール

ポーランドで調整するU-20日本代表の藤本寛也。写真:松尾祐希

明日メキシコ戦。出場のチャンスはあるか。

[ポーランドU-20W杯 GS2節] 日本 – メキシコ/2019年5月26日/グディニャ

 東京ヴェルディの下部組織から育てられてきた有望株がU-20ワールドカップのメキシコとの第2戦に向けて、決意を口にした。

 勝点1を掴んだエクアドル戦から一夜明けた5月24日、U-20日本代表は試合にスタメン出場した11人と後半から開始からピッチに立った宮代は宿舎で調整。残った9人が約1時間半のトレーニングに励んだ。

 そのなかでキレのある動きを見せていたのが東京Vから選出された藤本寛也だった。

 シュート練習では得意の左足でゴールを射抜き、オフザボールを含め質の高い動きで影山雅永監督に出場を猛烈にアピール。

「チームを勝たせるプレーをしたい。そして、チームができるだけ上に残って、ここで長い時間サッカーができるようにしたい」

 本人もモチベーションを高めている。

 また、東京Vの先輩・渡辺皓太がコパ・アメリカに挑む日本代表に選出されたことも、藤本の闘志に火を付ける要因だ。

「チャンスがあれば、試合でやってやろうと思っている。(渡辺君が代表に選ばれた一方、自身は初戦に出られず)悔しさもあるので、それを晴らしたい」

 藤本にとって渡辺はひとつ上の先輩。同じボランチとして、ヴェルディジュニア時代から切磋琢磨してきた。中盤でコンビも組む機会も多く、常に身近にいた先輩が代表入りを果たしたのだから、刺激を受けないはずがない。

 現状でスタメン起用されるか否かは分からない。だが、このチームで自らに課せられている役割は理解している。「試合に出たら、チームを落ち着かせる役割やボールを散らすこと、攻守で躍動するプレーをやりたい」と藤本は話し、ボランチの位置から展開力を生かしたゲームメイクでチームの勝利に貢献するつもりだ。

 さらなる飛躍を期すU-20日本代表の背番号8。ピッチに立つ準備はできている。

取材・文:松尾祐希(フリーライター)

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