日本人のほとんどがふかすシュート。ビジャが語った決めるための秘訣とは?

川崎戦、ビジャが決めた!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

古橋からのパスを流れながら、左足でニア上部にぶち抜く。

[J1 27節] 川崎 1-2 神戸/2019年9月28日/等々力陸上競技場

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャが鮮やかな左足のショットを突き刺し、J1リーグ2連覇中の王者・川崎フロンターレに快勝を収めた。

 前半終了間際の43分、川崎の反撃を凌いで自陣でボールを拾ったビジャが右サイドを駆け上がった古橋亨梧の背後へパス。古橋は相手3人を引き連れて左サイドへ展開。約50メートルを走ってゴール前に上がっていたビジャは、そのまま少し流れながら、左足でショットを放つ。

 するとボールは矢のように鋭くGK新井章太のニアサイドを抜いて、ゴールネットに突き刺さった。

「(スコアレスで迎えた前半終了間際で)相手が仕掛けてきていて、古橋選手と私が守備の貢献を求められていた時間帯でした。そこで守備でも貢献できたこととカウンターで得点を決められたこと、いずれもチームにとって重要でした」

 そのようにビジャも自画自賛。まさにいい守備がいい攻撃を生んだシーンと言えた。

 そして「あのゴールは、日本人選手であれば、ふかしてしまうことがほとんどのシーン。決める秘訣があれば教えてください」という質問に、バレンシアCFやFCバルセロナで活躍し、さらにスペイン代表99試合59ゴールという十分な実績を積むストライカーは次のように語った。

「あの状況でしたら、普通は右足で打つと思います。最も簡単です。ただ、パスが少し流れたので、そのまま左足でニアポスト側を狙いました。

 ゲームが私たちから見て右サイドから展開されてきて、キーパーもそのサイドに体が少し寄っていました。そこで、ニアを狙いました。左の良いコースに入って良かったです。こうしたシュートは、上手くいく時、上手くいかない時がありますから。今回は上手くいっただけです」

 そのように37歳のストライカーは謙虚に語った。

 ”流れ”を大切にして、冷静に決めたことを強調。ビジャ自身は2試合連発で、リーグ通算12ゴールに。チームもここ5試合で4勝1敗と波に乗ってきた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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