【浦和】充実の紅白戦。先発は読めず、様々な組み合わせを試す
マルティノスにアドバイスを送る大槻監督。(C)SAKANOWA
大槻監督「継続して取り組んできたことを発揮する」。
[ルヴァン杯 1節] 浦和 – 仙台/2020年2月16日14:00/埼玉スタジアム
浦和レッズは2月13日、大原サッカー場で公開トレーニングを実施した。このあと2日間は非公開となり、16日に2020シーズンの公式戦初戦となるルヴァンカップのグループステージ1節のベガルタ仙台戦に臨む。
多くのファンとサポーターが足を運ぶなか、約1時間に及ぶ紅白戦が公開された。
どちらにも主力と呼べる選手が入っているが、試合当日、果たしてどのような顔合わせになるのか? スタート時はビブス組が西川周作、橋岡大樹、鈴木大輔、岩波拓也、山中亮輔、関根貴大、柏木陽介、柴戸海、汰木康也、興梠慎三、レオナルド。一方、赤組が鈴木彩艶、荻原拓也、槙野智章、マウリシオ、岩武克弥、青木拓也、阿部勇樹、武田英寿、伊藤涼太郎、マルティノス、杉本健勇。ここにトーマス・デンやエヴェルトンらも加わり、両チーム間でも選手が入れ替わっていった。
それぞれが特長を発揮していくなか、関根とレオナルドの連係からゴールを奪い、伊藤は背後のスペースを突くプレーを披露。さらに練習後には、橋岡とマルティノスが綿密に話し合いをする場面なども見られた。
浦和の大槻毅監督は練習後の記者会見で、「今季チーム立ち上げから取り組んできたことを発揮するだけです。(ここから非公開練習が続くが)あとは試合に向けて、選手たちを集中させたい。キャンプから継続してやってきたことを、(16日の)仙台戦で何か大きく変えることもありません。当然勝利を求め、そのあとも継続して成長していけることを目指していきたいです」と抱負を語った。
何も隠すことなく4バックで挑むことは間違い。ただ、ホームで迎える初陣に向けて、チーム内の争いはここから一段と熱を増していく。
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[取材・文:塚越始]